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雑草を利用したハーブ塩

ハーブ塩というと特別なもののように思われるも知れませんが、実は身の回りの雑草を利用して簡単に作ることができます。日本では昔からハコベ塩といって、ハコベを乾燥させて細かく砕き、塩と同じくらいの分量で混ぜたものを利用してきた文化があります。  



この塩はとても美味しばかりでなく、ミネラル分を多く含み減塩効果も期待できます。ハコベ塩は、昔は歯磨きにも利用されていました。抗菌、歯槽膿漏の予防、口臭予防などの効果があるとされています。実際に磨いてみましたが、口の中が驚くほどすっきりします。
 
更に、これらの塩は料理にも最適です。スタンダードなところでは天ぷら、ステーキなどの肉料理の付け塩などがありますが、おにぎりの表面にまぶしても色合いがきれいで、美味しいおにぎりになります。  

更に、私はタコヤキのソース代わりにこの塩を付けて食べています。意外な組み合わせですが、とても相性がいいです。ハコベ以外にもスギナ、カキドオシ、ヨモギなど身近な植物を利用してハーブ塩を作ることができます。是非お試しください。
自然の伝道師

浜松にて日本和ハーブ協会主催セミナー

日本和ハーブ協会主催のセミナーで話しをさせて頂くことになりました。 和ハーブとは、ヨモギ、ドクダミなど日本で昔から親しまれていた野草で、海外のハーブに注目が集まる中、日本にも素晴らしいものがあるのに注目されていない現状を見て、もう一度日本の植物の利用を見直してみようという目的で設立された団体です。

興味のある方は是非聞きに来てください。 知らないと損する「医害な真実」をお伝えします。



◎二部は…

  • part 1.
★日本人のための究極の自然療法「和ハーブ」
医療が身近でなく、石油化学が無い時代には、人々が頼れるものは身近な植物たち「薬の和ハーブ」でした。
それは日本の土地環境に生息し、その遺伝子と知恵を引き継がれた日本人にとってもっとも馴染む自然療法。
全国各地に残る薬の和ハーブ文化と、その素晴らしさを紹介します。
  • 
part 2.
パネルディスカッション
浜松在住の環境カウンセラー桑鶴博宣氏をお招きし、
深く掘り下げた内容でディスカッション形式でたっぷりとお伝えいたします。

★環境や時代の変化と和ハーブについて
★浜松に息づく和ハーブについて

「和ハーブって何?」の方から植物大好き!な知識のある方まで楽しめる内容となっています‼︎
★講師ご紹介★
  • 
◎ 古谷暢基氏(ふるやまさき)

和ハーブ協会理事長
日本ダイエット健康協会代表理事
日本ルーシーダットン普及連盟代表

「日本医療の父」である北里柴三郎氏の血を引き、「健康、美容、医療に関する正しい意識と知識の啓発」を人生の使命とする。
予防医学や伝統療法に詳しい日本で数少ない専門家であり、近代医療の裏側に鋭くメスを入れる。
雑誌、TV、ラジオなどにも多数出演。
著書に「カルボナーラとペペロンチーノ、どっちがやせる?」(角川春樹事務所)
「ダイエット検定」(日本ダイエット健康協会)、「寝るだけダイエット」(マガジンハウス)等、多数。
  • 

◎ 平川美鶴氏(ひらかわみつる)
和ハーブ協会理事
和ハーブライフスタイリスト
植物文化研究家

日本の足元の植物「和ハーブ」の価値を伝えるべく協会立ち上げ時より中心スタッフとして活躍。
現在は協会理事として各種講座、講演会、地域振興プロジェクトで全国を飛び回りながら、和ハーブの薬効、産業利用などの様々な面から調査研究し、商品開発やコンサルなども行う。
雑誌やWEB、TVなどにも出演。著書に「あなたの日本がもっと素敵になる 8つの和ハーブ物語」、近日発売の「和ハーブ にほんのたからもの」など。
8月2日(ハーブの日)生まれ。


  • ◎桑鶴博宣氏(くわづるひろのぶ)

環境カウンセラー
林業技師

1962年生まれ。九州は福岡県北九州市出身。
子供の頃から虫が好きで大学でも農学科の昆虫研究室を専攻。その後、環境アセスメントを中心とした自然環境調査に従事し現在に至る。
動物調査中心の生活が突如植物に目覚め、身近な植物が様々な形で人々に利用されてきたことに驚き、植物の有効利用について考えていた矢先和ハーブ協会と出会い更に衝撃を受け現在に至る。

■日 時
  • 8月7日(日曜)
  • 12時半開場 13時開演

  • 一部
13:00〜14:30 古谷暢基氏
「医害な真実」
  • 
二部
14:45〜16:15 平川美鶴氏 
「日本人のための究極の自然療法”和ハーブ”」

  • 16:30〜17:30 桑鶴博宣氏×平川氏 
「環境と時代の変化と和ハーブ」
「浜松に息づく和ハーブ」
  • 

☆懇親会(講演会終了後同会場にて)
18:00〜19:30 (参加希望者のみ)
軽食、ワンドリンク付き 2500円

■場 所
  • 
アクトシティ浜松 研修交流センター401会議室

■参加費
  • 
一部 2500円(前売り・当日とも)
二部 3000円(前売り・当日とも)
通し 前売り 4000円・当日 4500円

お席に限りがあります。
ご予約、事前お振り込みをお願いいたします。

■お申し込み方法
  • 
下記内容をメールまたはお電話でご連絡ください。

※ 事前に参加費をお振り込み頂き、ご入金の確認をもって、お申し込み完了となります。

・参加者氏名
・ご連絡先 メールアドレス、電話番号
・ご職業
・年齢(年代だけで結構です)
・参加希望 (一部、二部 または通し)
・懇親会参加希望の有無
■連絡先
  • 浜松和ハーブセミナー実行委員会
担当 横井

090-5611-3867
hamamatsu.waherb@gmail.com


■振り込み先
  • 静岡銀行 篠原支店
普通 0306190 
浜松和ハーブセミナー実行委員会

※ 8/4(木)までにお振り込みください。

サルトリイバラの薬効


サルトリイバラが実をたくさん付けていました。サルトリイバラには解熱作用、下痢止めなどの様々な薬効あるとされており、昔、体調を崩した人が山に入りこの実を食べて帰ってくるという利用されていたということから別名、山帰来と呼ばれています。

葉っぱにも薬効がありお茶として飲むことができます。また、地域によってはこの葉を柏の葉のようにして食べ物を包むのに利用しています。身近な場所にたくさん自生しているサルトリイバラ。トゲはありますが昔から様々な形で人々に利用されてきた植物です。

トゲのある厄介ものとしてではなく、美しい実とともに少し目を向けてあげてください。

自然の伝道師

暮らしの中に薬膳


薬膳料理や薬草というとなにか特別なことのように感じる人も多いのではないかと思いますが、そんなに特別なものではありません。  

例えば、スーパーで売られているような野菜の中にも本来は山菜や薬草として利用されていた植物が多く存在していますし、意識せずにそうした食材を利用している場合もあります。 そして、少し家の周りの植物に注意を払えば食材として利用できる植物が多く存在しています。  

例えば、ヨモギ、セリ、フキ、カラスノエンドウ、ドクダミなど、少し探せば町に近いところでもどこにでも生えている植物の中にも利用できる植物は多く存在しています。  

この植物たちの中でも私が特におすすめするのはヨモギです。ヨモギは私たちの身近にあり、古くから人々に利用されてきた植物です。お餅や団子などに利用されていましたが、例えばギョウザに混ぜたり、卵とじ、たこ焼きの具材などとしても利用できます。また、ゴマ油やオリーブオイルで煮だして作るヨモギ油は、肌荒れやアトピーなどに効果があるとされており、手軽に作れる化粧水のような感じで利用できます。

私の一番のおすすめはクレソンドレッシングです。クレソンはアメリカの疾病予防管理センターで疾病予防に最も効果のある野菜として選定された野菜です。そして、このクレソンにタマネギとオリーブオイルを加えてドレッシングを作ります。タマネギには硫化アリルという血液サラサラ成分を含んでおり、オリーブオイルにもオレイン酸という悪玉コレステロールを減少させる成分が含まれています。



更にお酢にも血液の流れを良くする成分が含まれており、健康食品としても優れたドレッシグです。冷シャブなどにとても合います。クレソンには肉の消化を助ける成分も含まれており、冷シャブにはうってつけです。



身近に生えている植物だけで料理を作るのは大変だと思います。でも、一品だけ若しくは食材の一つとして加えることは簡単にできます。そして、これらの植物にはサプリメントなどの健康食品と同じ成分が多く含まれています。 身近な植物を少しずつ生活に取り入れてみませんか?
自然の伝道師

自然の恵みを頂く薬草茶

中山間地は薬草の宝庫

私は最近、身近かな植物の葉っぱを乾燥させてお茶にして飲んでいます。  少し見回してみると、身近な場所に驚くほどたくさんの薬草が生えています。  最近私がはまっているのは、クロモジ茶です。  

クロモジは中山間地ですと、林床にごく普通に生育している植物で、若い青い枝に黒く文字を書いたような斑紋がでることからこの名があります。  枝葉にはとても気持ちの良い芳香があり、抗菌性もあることから高級な爪楊枝の原料として用いられてきました。  

また、以前は山で採ったクロモジから精油を採取してヨーロッパに輸出し、高級なアロマオイルの原料として利用されていたこともあります。  この葉っぱを山で採ってきて、干しシイタケなどを作る網籠に入れて2~3日干すだけでおいしいクロモジ茶を作ることができます。  

クロモジ茶の淹れ方と効果

飲む前に葉っぱを少しフライパンであぶって、お湯で5分間ほど煮出すと素晴らしい香りが湯気とともに上がってきます。  味も素晴らしく、とても自然に生えている木の葉っぱを使って作ったとは思えない味で、まさに天然のハーブティーです。  

クロモジにはリラックス効果のほか、血行を促進し、冷え症の改善にも役立つとされ、更に胃腸の調子を整えるなどの整腸作用もあるとされています。  また、クロモジの枝にもとても良い芳香があり、枝を束ねてお風呂に入れると天然の入浴剤として利用することができます。  さわやかな香りが1日の疲れを癒してくれます。更に、クロモジの抗菌力は肌のトラブルにも効果があるとされています。  

クロモジのほかにも、ヨモギ、カキドオシ、アマチャヅル、ササ、ビワの葉など様々な植物の葉っぱでお茶を作ることができます。  これらの葉っぱをブレンドすることで、自分独自のオリジナルハーブティを作ることもできます。  無農薬でおいしく、薬効のあるお茶をただで楽しむことができるのです。

みなさんも是非お試しください。

雑草で美肌、アンチエイジング







 

ハーブについて意外と知られていないこと

みなさんは雑草で美肌というと、本当にそんなことができるのかと少し疑われるかも知れません。でも、ハーブやアロマで美肌という話しをすると効果を期待し、中には高いお金を払っている人もいるのではないかと思います。  

それではハーブとはいったいなんなのでしょうか。

ハーブとはそもそも草を意味するラテン語で、そのへんに生えている草の総称です。また、現在ではこれらの草のうち臭いや薬効など人に利用される植物を総称してハーブと呼んでおり、特に細かな定義のあるものではありません。

植物は何気なく生えているように見えますが、紫外線や酸化、細菌、乾燥、細胞の老化など生き抜くために様々な敵と戦っています。そして、これらの敵は実は女性の肌の敵と重なる部分が多くあります。動物と植物の違いはあれど外敵から身を守る仕組みには共通した部分も多く、昔から女性はこの植物の働きに注目し、美を保つために利用してきました。 

ハーブの利用は紀元前から行われていたと言われています。そして、これらのハーブの多くは雑草です。西洋の雑草であったり、東洋の雑草であることもあります。ハーブとして難しそうな名前で呼ばれるため、いかにも効果がありそうな特別な植物のような気がしますが、実は多くの植物がこのような効果を有しているのです。  

身近な雑草の効果

例えば、イブニングプリムローズというハーブは美肌、美爪、高血圧の予防など種々の効果が知られています。この名前を聞くといかにも高級そうな名前ですが、実は日本各地で大発生して問題となっているメマツヨイグサという植物で、各地の荒れ地に生育しています。  

また、畑の強雑草で駆除に苦労しているスギナ(ツクシ)も実はハーブの一種です。スギナは風邪の治療薬として利用されるほか、肌荒れの解消などの効果もあるとされています。 このほか、ゴールデンライオンというハーブには健胃、肝機能の向上、利尿、冷え症の解消などの効果があるとされていますが、実は西洋タンポポのことでそこらじゅうに生育していて、在来のタンポポの生育を脅かしている種です。

近年では身近な野草のヨモギの美肌効果にも注目が集まっています。身近なところに様々なハーブと呼ばれる植物が生育しています。これを利用せずに高い薬やハーブを購入するのはもったいないような気がします。  

あなたの身の周りの様々な植物に少し目を向けてみてください。きっとそこにはあなたの美貌を保つのに役立つ植物がたくさん生育しているのに気が付くと思います。

ただし、植物には毒草など危険な植物もありますので、利用する際には十分注意して利用してください。

自然の伝道師

なにが正しいのか?かつお節は毒物?のニュースを受けて

今日ネットのニュースでかつお節は毒物でEUはその輸入を認めないという記事が掲載されていました。理由はかつお節の製造過程で焦げの部分に「ベンゾピレン」という物質が発生し、その含有量がEUの基準値を超えるからということでした。
カツオ節は毒物?EUが輸入を認めない理由 田中 淳夫 | 森林ジャーナリスト
世界無形文化遺産にも登録された和食の象徴である出汁、そしてその出汁を支えてきたかつお節がこのような形でクローズアップされるのは衝撃的です。日本食の象徴であり、健康にも良いと思っていたかつお節が発癌物質を多く含み輸出できない、にわかには信じがたいできごとでした。  

しかし、それではかつお節は本当に体に悪いのでしょうか?

実は私たちが体にいいと思って食べている食品の一部には発癌性を示す物質が多く含まれていることは以前から知られています。例えば山菜の代表格であるワラビにはブタキロサイドという発癌性物質が含まれていますし、フキノトウ、ミョウガなどにも発がん性物質が多く含まれていることが知られています。

これらの食品は体にいいとされ、長く人々に食べ続けられてきた食品です。 また、健康にいいと思って食べている無農薬野菜についても、無農薬にすることによって害虫への抵抗力を高める必要が生じ、野菜の体内に昆虫などに対抗するための発がん性のある増加するとも言われています。  

実は薬と毒は紙一重で同じ物質であっても、使い方や量を間違えれば毒にもなるし薬にもなります。  そして、私たち人間は本能的にこれらのことを感じ、うまく使い分けながら利用してきたのです。私たちの体には本能的に体にいいもの、そして適切な量を判断する能力が備わっています。  

毒にも薬にもなる物質についても、体の声を聞くことができれば体自身が適切な量を判断してくれるはずです。しかし、巷には様々な化学物質があふれ人間の本能を聞く声を殺してしまっているような気がします。  

特に、私が今心配しているのは芳香剤です。

本来臭いというのは人間の感覚の中でも非常に重要な機能であり、食べ物の臭い、ガスの臭いなどを感じて生命を守る重要な役割を果たしていました。しかし、24時間芳香剤が香る服を身に付けていてはこのような感覚が失われてしまいますし、香りは直接脳の中枢である海馬に到達するため、芳香剤によって常に脳の中枢に異常な刺激が送られてしまうのではないかと心配しています。

そして、このことが、人間の本来持っている防御能力である本能をくるわせてしまい、本来体にいい成分を多く含んでいる食品であっても、適切な摂取量が見極められずに毒にしてしまうかもしれません。  

本能を磨くにはできる限り人類がこれまで歩んできた自然から大きく離れない生活を送ることが重要ではないかと思っています。例えば時には携帯などを持たずただ山の中でゆっくりと時を過ごし、周囲の音や臭いを感じること。人間は本来厳しい自然環境の中で生き抜くために山の中で五感を研ぎ澄まし、音や臭いなど様々な情報を吸収して生き抜いてきたのではないかと思います。  

そしてもう一つ、このような感覚を身に付けるうえで重要なのは私たちが毎日暮らしている家を自然素材の材料で作るということです。  合板やクロスなどの素材が家で使用されだしたのはせいせい50年以内のできごとです。そして、このような家が一時期普及したのち、今自然素材の家が見直されるようになってきています。

やはり私たちは感じているのではないかと思います。合板と無垢の素材ではどちらが本当にいいものなのかを、安価な合板が住宅市場からは衰退していき、天然の無垢の素材が見直される。  食品、家、そして人、自然の声に素直に耳を傾け、体全体で感じれば、きっと大切なもの、必要なものが見えてくるのではと思っています。

男のあくなき探究

食べて得られる植物の力

漢方薬や生薬の効果をみているとあることに気がつきます。「滋養・強壮」「精力増強」という言葉が各所にでてくることです。単純に体を元気にしてやる気がでるという意味もありますが、下半身の元気を示す言葉でもあります。中国の古書には、漢方薬の効能について記載されていますが、その中には下半身の効果をうたったものも多くみられます。

静岡県 身近な薬草」(上野明著 静岡新聞社 平成7年)では薬草の効能を中国の古書を引用して紹介しています。この中でも特に目を引くのがイカリソウです。イカリソウは山野の林縁部などに見られる野草で、花の形が錨(いかり)のような特殊な形をしているためこの名があります。

この野草の生薬名は淫羊藿(いんようかく)と言います。淫らな羊というのがこの言葉の意味で、藿は豆類などの若葉を示し、淫らな羊の若葉ということになります。1日百回も交尾する羊がこの草を食べていたことから名づけられたと言われており、始皇帝が愛用したと言われる名高い強壮薬です。

私はまだ試したことは無いのですが、この話しを聞くと一度試してみたくなります。最も、そんな相手もいないので無駄な精力となってしまいますが。

このほか、私たちが普段食べることも多いニラについても、中国の古書ではおもしろく解説されています。ニラの効能として「玉茎、強硬にしてしぼまず、精流とどまらず、こねると針を刺すように痛む」と記載されています。

私はニラレバ炒めが好きで、良くニラを食べますが一度もこのような経験をしたことはありません。針を刺すような痛み一度経験してみたいものです。

もうひとつの「かぐや姫伝説」


日本にも薬草の効能をうたったおもしろいエピソードがあります。誰もが知っている「かぐや姫伝説」ですが、ある地域にはおもしろい言い伝えがあります。

竹はぐんぐんと逞しく伸びる姿から性の象徴的な存在ともされてきました。

そして、竹の表面に付いている白い粉には精力増強効果があるとされています。昔、おじいさんが山で竹の粉をなめたため下半身が元気になり、おばあさんとやってしまい、その後子供ができてしまったということです。

いい年をして子供ができたことを知られるのが恥ずかしくて、子供を竹の中から授かったことにしたという話しです。この話しを映画にした方が、ジブリのかぐや姫の物語よりもおもしろい話しになりそうです。

いずれにしても、今も昔も男の下心は変わらず、そのために様々な努力を重ねていたことが分かります。草食系と言われる今の若者たちにもイカリソウをたくさん食べて、少子化の解消につなげて欲しいものです。

参考図書
静岡県身近な薬草

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