tag:blogger.com,1999:blog-40350336825949132662023-11-17T01:15:09.054+09:00自然から見た衣食住自然は人間のように言葉を発することはありません。しかしよくよく見ればしっかりと自己主張しているのです。言葉を持たない植物や生き物たち自然の代理人としてその声を届けていきます。Anonymoushttp://www.blogger.com/profile/06363342290942922350noreply@blogger.comBlogger65125tag:blogger.com,1999:blog-4035033682594913266.post-89141109228934419772016-07-28T08:17:00.000+09:002016-07-28T08:17:56.597+09:00雑草を利用したハーブ塩ハーブ塩というと特別なもののように思われるも知れませんが、実は身の回りの雑草を利用して簡単に作ることができます。日本では昔からハコベ塩といって、ハコベを乾燥させて細かく砕き、塩と同じくらいの分量で混ぜたものを利用してきた文化があります。
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<img border="0" height="225" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhab1jbHjMz8nEBf8U3hLOZyg_LsU-6Q1CzXa6kiRCCFPfxJRaSxwna3PI-HXL8u_lxNYvkbBY1b74wGoONJahyphenhyphenOIxYKNwI0mdW9Ko1buhOnRcwnAg2EK-d_XQ0AhQqCvyeUyqeCENwKLDj/s400/DSC_0229.JPG" width="400" /></div>
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<img border="0" height="225" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiVBoztCB2QFF1ytU_FgmRybTs2OdMi-vaqeM3Xzll6G-5Yzfc5JJSBJ7PQjVfVIbyI5mT3tHeC2aYI3RSma_LRRxL8QAy-N6q8ZYAO8ifuPA5DM1SSv4SoT20lchSYtaAtaH0-Ew4XqoER/s400/DSC_0238.JPG" width="400" /></div>
<br />
この塩はとても美味しばかりでなく、ミネラル分を多く含み減塩効果も期待できます。ハコベ塩は、昔は歯磨きにも利用されていました。抗菌、歯槽膿漏の予防、口臭予防などの効果があるとされています。実際に磨いてみましたが、口の中が驚くほどすっきりします。
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更に、これらの塩は料理にも最適です。スタンダードなところでは天ぷら、ステーキなどの肉料理の付け塩などがありますが、おにぎりの表面にまぶしても色合いがきれいで、美味しいおにぎりになります。
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<br />
更に、私はタコヤキのソース代わりにこの塩を付けて食べています。意外な組み合わせですが、とても相性がいいです。ハコベ以外にもスギナ、カキドオシ、ヨモギなど身近な植物を利用してハーブ塩を作ることができます。是非お試しください。
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自然の伝道師</div>
Anonymoushttp://www.blogger.com/profile/06363342290942922350noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4035033682594913266.post-60513839857360581812016-07-24T08:20:00.000+09:002016-07-24T08:31:20.572+09:00浜松にて日本和ハーブ協会主催セミナー日本和ハーブ協会主催のセミナーで話しをさせて頂くことになりました。
和ハーブとは、ヨモギ、ドクダミなど日本で昔から親しまれていた野草で、海外のハーブに注目が集まる中、日本にも素晴らしいものがあるのに注目されていない現状を見て、もう一度日本の植物の利用を見直してみようという目的で設立された団体です。<br />
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興味のある方は是非聞きに来てください。
知らないと損する「医害な真実」をお伝えします。<br />
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhdwToGIpBl3E-THgnPy3GJnXhZKOt4DjME2wTQZd9QoA2895DkUqnTIDZ6ttucqzWUaAByeb-mUAz8ORY28lg9AbH3RExn8RPgcd2eyNf51gjjW5zAYUT0-qCGDSQGyU_5DshgN3htfT7C/s1600/6a7789148e33b31dd38dd832baae2839-e1467866701135.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhdwToGIpBl3E-THgnPy3GJnXhZKOt4DjME2wTQZd9QoA2895DkUqnTIDZ6ttucqzWUaAByeb-mUAz8ORY28lg9AbH3RExn8RPgcd2eyNf51gjjW5zAYUT0-qCGDSQGyU_5DshgN3htfT7C/s400/6a7789148e33b31dd38dd832baae2839-e1467866701135.jpg" width="290" /></a></div>
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◎二部は…
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<ul>
<li>part 1.
★日本人のための究極の自然療法「和ハーブ」
医療が身近でなく、石油化学が無い時代には、人々が頼れるものは身近な植物たち「薬の和ハーブ」でした。
それは日本の土地環境に生息し、その遺伝子と知恵を引き継がれた日本人にとってもっとも馴染む自然療法。
全国各地に残る薬の和ハーブ文化と、その素晴らしさを紹介します。</li>
<li>
part 2.
パネルディスカッション
浜松在住の環境カウンセラー桑鶴博宣氏をお招きし、
深く掘り下げた内容でディスカッション形式でたっぷりとお伝えいたします。
★環境や時代の変化と和ハーブについて
★浜松に息づく和ハーブについて
「和ハーブって何?」の方から植物大好き!な知識のある方まで楽しめる内容となっています‼︎</li>
</ul>
★講師ご紹介★<br />
<ul>
<li>
◎ 古谷暢基氏(ふるやまさき)
和ハーブ協会理事長
日本ダイエット健康協会代表理事
日本ルーシーダットン普及連盟代表
「日本医療の父」である北里柴三郎氏の血を引き、「健康、美容、医療に関する正しい意識と知識の啓発」を人生の使命とする。
予防医学や伝統療法に詳しい日本で数少ない専門家であり、近代医療の裏側に鋭くメスを入れる。
雑誌、TV、ラジオなどにも多数出演。
著書に「カルボナーラとペペロンチーノ、どっちがやせる?」(角川春樹事務所)
「ダイエット検定」(日本ダイエット健康協会)、「寝るだけダイエット」(マガジンハウス)等、多数。</li>
</ul>
<ul>
<li>
◎ 平川美鶴氏(ひらかわみつる)
和ハーブ協会理事
和ハーブライフスタイリスト
植物文化研究家
日本の足元の植物「和ハーブ」の価値を伝えるべく協会立ち上げ時より中心スタッフとして活躍。
現在は協会理事として各種講座、講演会、地域振興プロジェクトで全国を飛び回りながら、和ハーブの薬効、産業利用などの様々な面から調査研究し、商品開発やコンサルなども行う。
雑誌やWEB、TVなどにも出演。著書に「あなたの日本がもっと素敵になる 8つの和ハーブ物語」、近日発売の「和ハーブ にほんのたからもの」など。
8月2日(ハーブの日)生まれ。
</li>
</ul>
<ul>
<li>◎桑鶴博宣氏(くわづるひろのぶ)
環境カウンセラー
林業技師
1962年生まれ。九州は福岡県北九州市出身。
子供の頃から虫が好きで大学でも農学科の昆虫研究室を専攻。その後、環境アセスメントを中心とした自然環境調査に従事し現在に至る。
動物調査中心の生活が突如植物に目覚め、身近な植物が様々な形で人々に利用されてきたことに驚き、植物の有効利用について考えていた矢先和ハーブ協会と出会い更に衝撃を受け現在に至る。
</li>
</ul>
■日 時<br />
<ul>
<li>8月7日(日曜)</li>
<li>12時半開場 13時開演
</li>
<li>一部
13:00〜14:30 古谷暢基氏
「医害な真実」</li>
<li>
二部
14:45〜16:15 平川美鶴氏
「日本人のための究極の自然療法”和ハーブ”」
</li>
<li>16:30〜17:30 桑鶴博宣氏×平川氏
「環境と時代の変化と和ハーブ」
「浜松に息づく和ハーブ」</li>
<li>
☆懇親会(講演会終了後同会場にて)
18:00〜19:30 (参加希望者のみ)
軽食、ワンドリンク付き 2500円
</li>
</ul>
■場 所<br />
<ul>
<li>
アクトシティ浜松 研修交流センター401会議室
</li>
</ul>
■参加費<br />
<ul>
<li>
一部 2500円(前売り・当日とも)
二部 3000円(前売り・当日とも)
通し 前売り 4000円・当日 4500円
お席に限りがあります。
ご予約、事前お振り込みをお願いいたします。
</li>
</ul>
■お申し込み方法<br />
<ul>
<li>
下記内容をメールまたはお電話でご連絡ください。
※ 事前に参加費をお振り込み頂き、ご入金の確認をもって、お申し込み完了となります。
・参加者氏名
・ご連絡先 メールアドレス、電話番号
・ご職業
・年齢(年代だけで結構です)
・参加希望 (一部、二部 または通し)
・懇親会参加希望の有無</li>
</ul>
■連絡先<br />
<ul>
<li>浜松和ハーブセミナー実行委員会
担当 横井
090-5611-3867
hamamatsu.waherb@gmail.com
</li>
</ul>
■振り込み先<br />
<ul>
<li>静岡銀行 篠原支店
普通 0306190
浜松和ハーブセミナー実行委員会
※ 8/4(木)までにお振り込みください。</li>
</ul>
Anonymoushttp://www.blogger.com/profile/06363342290942922350noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4035033682594913266.post-86899807157090555712016-07-20T00:00:00.000+09:002016-07-20T21:34:08.246+09:00斑点米のこの問題だけはどうしても見過ごすことはできない<h3>
<span style="font-weight: normal;">
ご飯一杯5粒の米粒のために子供たちそして日本の未来が奪われている。</span></h3>
カメムシによる斑点米が1,000粒に2粒あれば、コメの価格が60キロあたり600円から1,000円低下します。ご飯一杯の米粒が2,500粒程度であることから、一杯あたり5粒程度の斑点米があるだけで買い取り額が大幅に下がることになります。
<br />
<br />
たったこれだけの斑点米を防止するためだけに、世界的に禁止されてきている農薬が日本では大量に使用されています。私たちの意識が変わらない限り、この問題は解決しません。今日本で使用されている農薬の多くは神経系の農薬です。
<br />
<br />
大人に対してはそれほど害は無いのかも知れませんが、子供や胎児に対す影響は大きなものがあるとされています。このため、ネオニコチノイドを中心とした農薬はヨーロッパなどで使用が禁止されてきています。<br />
<br />
しかし、日本国内ではこれらの農薬の残留基準値が次々と引き上げられ、この事実は一切報道されていません。日本の子供の発達障害率は世界一であると言われています。私の地域の学校でも発達障害の子供の割合が増加して問題となっています。子供たちにはなんの罪もありません。<br />
<br />
僅かな利益のために子供たちの未来を奪ってはいけません。まずは私たちの意識が変わり斑点の混ざった米でも、これは安全な米なんだと受け入れていく必要があると思います。<br />
<br />
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自然の伝道師</div>
Anonymoushttp://www.blogger.com/profile/06363342290942922350noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4035033682594913266.post-4538287909028151192016-05-24T08:20:00.000+09:002016-05-24T08:20:31.729+09:00サルトリイバラの薬効<div style="text-align: center;">
<img border="0" height="265" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgBFMxPV5y1ewB5yGYM3uF9eDuWR9s9_pittHtdQOO2h9_9-JTp0eWWC7bx-K9R-sP8WzeW0UXSRE8ESF-MAMzv7Zi4SFLy_3PRTzppt_kaMHUCrWw1ttJxCoNtbABhfqz0UIPp8kez9cqy/s400/DSCF9039.JPG" width="400" /></div>
<br />
サルトリイバラが実をたくさん付けていました。サルトリイバラには解熱作用、下痢止めなどの様々な薬効あるとされており、昔、体調を崩した人が山に入りこの実を食べて帰ってくるという利用されていたということから別名、山帰来と呼ばれています。<br /><br />葉っぱにも薬効がありお茶として飲むことができます。また、地域によってはこの葉を柏の葉のようにして食べ物を包むのに利用しています。身近な場所にたくさん自生しているサルトリイバラ。トゲはありますが昔から様々な形で人々に利用されてきた植物です。<br /><br />トゲのある厄介ものとしてではなく、美しい実とともに少し目を向けてあげてください。
<br />
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<br /></div>
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自然の伝道師</div>
Anonymoushttp://www.blogger.com/profile/06363342290942922350noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4035033682594913266.post-74610584481884595172016-04-16T08:08:00.000+09:002016-04-17T08:11:56.221+09:00九州で発生した大規模な地震について熊本県を中心とした九州地方で大規模な地震が発生し、大きな被害がでています。中でも南阿蘇村にある東海大学農学部の被害は甚大で、学生寮6棟が全壊しました。私は、このキャンバスの出身で懐かしい場所の無残な映像は見るに堪えない状況です。今までテレビで多くの地震映像を見てきましたが、これほどショックを受けたのははじめてです。
<br /><br />東海大学農学部は、阿蘇山の西側に位置する自然豊かなキャンパスです。住民の半分近くが東海大の学生という特殊な環境でもあり、学生たちは下宿やアパートなどに分かれて生活しています。私は学生時代を下宿で過ごしました。40名程度の下宿で部屋は四畳半の個室、風呂、トイレ、食堂は共同でおばちゃんの作ってくれたご飯を一緒に食べるというシステムでした。
<br />
<br />四年間を一つ屋根の下で暮らした仲間は今でもとても大切な友人であり、最高に楽しい時間でした。今年の2月にも熊本で下宿の後輩2人と会うことができ、学生時代に戻ったように楽しい時間を過ごすことができました。
<br /><br />そんな大切な場所が一瞬にして崩れ去ってしまう。自然の恐さを再認識するとともに、後輩たちのこれからが心配です。周りになにも無い特殊な環境の中、学生たちは朝から晩まで共に過ごすことで家族のような絆が生まれてきます。目の前で仲間を失った学生たちのショックがどのようなものかと考えるといたたまれない気持ちです。
<br /><br />大きな被害を受け、周辺の交通網の復旧にも時間がかかることが想定される中、学校が今後復旧して元のような学生生活が送れるのかという心配もあります。
大学の前にある阿蘇大橋は、橋から大きな滝と渓谷を眺めることのできる美しい橋であるとともに、急峻な地形に囲まれた地域の交通の大動脈でもありました。
<br /><br />この橋が無くなってしまうと、ここから先の地区に行くには大きく迂回するしか無く、大学は完全に孤立状態となってしまいます。阿蘇大橋は地上からの高さが100m近くもある橋で、その復旧は容易なことではないと思います。
<br /><br />後輩たちは大きな悲しみとともに、これから様々な困難をしょっていくことになると思います。東日本大震災の復旧も進まない中、大学周辺部の復旧は容易なことではないのかも知れません。
<br /><br />当たり前のことがあたり前で無くなった後輩たち、一日でも早くもとの普通の生活に戻り、この困難を乗り越え大きく羽ばたいていくことを願います。<br />
<br />
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<a href="http://natural-evangelist.blogspot.jp/" target="_blank">自然の伝道師</a></div>
Anonymoushttp://www.blogger.com/profile/06363342290942922350noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4035033682594913266.post-43428782430837420462016-04-04T22:10:00.003+09:002016-04-04T22:10:50.005+09:00暮らしの中に薬膳<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<br />
薬膳料理や薬草というとなにか特別なことのように感じる人も多いのではないかと思いますが、そんなに特別なものではありません。 <br />
<br />
例えば、スーパーで売られているような野菜の中にも本来は山菜や薬草として利用されていた植物が多く存在していますし、意識せずにそうした食材を利用している場合もあります。 そして、少し家の周りの植物に注意を払えば食材として利用できる植物が多く存在しています。 <br />
<br />
例えば、ヨモギ、セリ、フキ、カラスノエンドウ、ドクダミなど、少し探せば町に近いところでもどこにでも生えている植物の中にも利用できる植物は多く存在しています。 <br />
<br />
この植物たちの中でも私が特におすすめするのはヨモギです。ヨモギは私たちの身近にあり、古くから人々に利用されてきた植物です。お餅や団子などに利用されていましたが、例えばギョウザに混ぜたり、卵とじ、たこ焼きの具材などとしても利用できます。また、ゴマ油やオリーブオイルで煮だして作るヨモギ油は、肌荒れやアトピーなどに効果があるとされており、手軽に作れる化粧水のような感じで利用できます。<br />
<br />
私の一番のおすすめはクレソンドレッシングです。クレソンはアメリカの疾病予防管理センターで疾病予防に最も効果のある野菜として選定された野菜です。そして、このクレソンにタマネギとオリーブオイルを加えてドレッシングを作ります。タマネギには硫化アリルという血液サラサラ成分を含んでおり、オリーブオイルにもオレイン酸という悪玉コレステロールを減少させる成分が含まれています。<br />
<div>
<br /></div>
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<img border="0" height="265" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiu7JJOQp6GIZlKIi456A86DNNYF9zEIZcC9Uu_GVtJGpRNorKohyoIU8eoiYquB8XA5Tnke0fwLw7BTDGcADsvHsbSmZGNlOYTEfjWShkvk6ip39D_elmtbiZky3ijexkRWFJKqjIAlCc/s400/DSCF0308.JPG" width="400" /></div>
<div style="text-align: center;">
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<img border="0" height="265" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgb5wK0Bx3aUhvRpUl6-RZrec33FKUGFQrl5yh_Ef3IRBAIzmMIKxSLZJDaUh90xjPCz7eF5G84a91AQz0zUopzXSprSO4zVvxZts-Mcw_0t88S3lT_revQrkcIUTtqDgJurD7sCetQguk/s400/DSCF0310.JPG" width="400" /></div>
<br />
更にお酢にも血液の流れを良くする成分が含まれており、健康食品としても優れたドレッシグです。冷シャブなどにとても合います。クレソンには肉の消化を助ける成分も含まれており、冷シャブにはうってつけです。<br />
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<img border="0" height="265" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg1AzqUL6HfXB39Qlo0JeLELUth9aa2URmQp4Z-KldRMRpvgNwOLUDwns73JHLqJq1XxT-TwmBachulAIkkR1ittU36zxhhL8Zj_MniaFan6x524EL0uWhD5qxXgvCuWU-eLIeThdAAKlo/s400/DSCF0314.JPG" width="400" /></div>
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<img border="0" height="265" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjnSqqhHkURXXwU2QovAk5T83hqMbsyyVB9Vf7yTgbQHnE3FIAOZWm9iqIVa0thLzcFTK_Zd3R-DX26EVvso7SOpXc711_iQkwMj-4erJKza6txrO27vbKaYWHXU7tj06hPY8DR3c8ua_M/s400/DSCF0317.JPG" width="400" /></div>
<br />
身近に生えている植物だけで料理を作るのは大変だと思います。でも、一品だけ若しくは食材の一つとして加えることは簡単にできます。そして、これらの植物にはサプリメントなどの健康食品と同じ成分が多く含まれています。 身近な植物を少しずつ生活に取り入れてみませんか?<br />
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自然の伝道師</div>
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Anonymoushttp://www.blogger.com/profile/06363342290942922350noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4035033682594913266.post-38296005950419185792016-03-01T09:27:00.000+09:002016-03-01T09:27:17.202+09:00木質バイオマス発電所で懸念されること今、全国で木のチップや林地残材を利用した木質バイオマス発電所が建設されています。国土の67%を森林が占め、放置森林が問題となっている日本では、地産地消の自然に優しいエネルギーとして注目を集めています。確かに、カーボンオフセットの考え方で行けば、新たな二酸化炭素の発生もなく、森林の成長量分で電力を賄うことができれば、自然に優しいエネルギーだということもできます。
<br />
<br />
しかし、現在日本各地で計画されている発電施設は、効率を求めるあまり施設が非常に大型化しており、木材の不足が懸念されるようになってきています。
<br />
<br />
現在、稼働及び計画の多い5000kw程度の発電施設に必要な木材の量は、県が現在年間に出荷している木材量と同程度の量が必要となると言われています。県によっては複数のバイオマス発電施設が建設されている地域もありますし、10,000kwを超えるような大型施設が建設されている県もあります。
<br />
<br />
このような状況から既に、木材の需要が増大し木材が不足してきているような県もでてきています。更にこの影響はパルプなど大量の木材を使用する業界にも表れてきています。また、国は木材を利用した夢の素材と言われているカーボンナノファイバーの導入を積極的に推進しています。
<br />
<br />
太陽光発電の場合がそうであったように、国が無計画に補助金で自然エネルギーの推進を行った結果、補助金目当てに各地でメガソーラが建設され、様々な問題が発生しています。木質バイオマス発電も基本的には補助金なしでは成り立たない事業です。このままでは自然に優しいどころか、森林破壊につながりかねない状況となることが懸念されています。<br />
<br />
また、不足する木材を海外で賄うことになれば、一時期日本が世界の森林資源を大量に輸入し、熱帯雨林の森林破壊を助長し国際的に批判を受けた再現となる可能性があります。事実、木質バイオマス発電のチップ材の一部には海外からの輸入材が含まれています。<br />
<br />
木質バイオマス発電が悪いものだとは思いませんが、限りある森林資源を有効に活用するためには、現在のような無秩序な計画を見直し、国が主導して森林資源の計画的な利用を行って欲しいものです。
日本は過去にも森林行政では様々な失敗をし、現在も自然エネルギーの導入では様々な問題を抱えているにも係わらず、反省が生かされないのは残念です。
<br />
<br />
補助金でこれだけ電気を作るのであれば、原発の稼働停止や電力自由化の際に、海外でも行われているように少し電力量は高いが自然エネルギーを使用したいなどの選択肢を設けるべきだと思います。
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自然の伝道師</div>
Anonymoushttp://www.blogger.com/profile/06363342290942922350noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4035033682594913266.post-6792497930134237092016-01-10T18:43:00.000+09:002016-01-11T08:49:12.160+09:00立地適正化と鎮玉地区のおかれた現状浜松市北区引佐町の鎮玉地区では現在65歳以上の高齢者の割合が4割を超え、準限界集落と呼ばれる状況に陥っています。10 数年後には高齢者の割合が5割を超え限界集落と呼ばれる水準に到達します。限界集落と呼ばれる水準に到達すると、基本的に集落の維持及び再生は困難な状況に陥ります。<br />
<br />
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjnYGs-QoZ2RBpxFkL8TnNEoA02jfFT6SsgeNGg_k6GMyLyRHLplQ13yo2OPgU1l7ORWf3EXZ2RNDhZs70gma66RZnUVWTsMnDDbcMulgraEwqezdBs1hhSf8Z2rwxzzFz0wFAWvncNFT8/s1600/%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588+2016-01-10+17.29.08.png" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="354" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjnYGs-QoZ2RBpxFkL8TnNEoA02jfFT6SsgeNGg_k6GMyLyRHLplQ13yo2OPgU1l7ORWf3EXZ2RNDhZs70gma66RZnUVWTsMnDDbcMulgraEwqezdBs1hhSf8Z2rwxzzFz0wFAWvncNFT8/s400/%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588+2016-01-10+17.29.08.png" width="400" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">65歳以上の高齢者の割合が4割を超える</td></tr>
</tbody></table>
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiOh6ZBbttPquUdTgN4zRNjUNE5TNmzrkpieJMVfl4uNMoeMzQkYhnelWOxW5FcYeYj56uxsOXvfCOzxz6158bP0Sz4LWKhqkLYhtIu-eM5aiI9IfmrZICIIZvgVWB2_duoFChKDG2b8n8/s1600/%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588+2016-01-10+17.29.19.png" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="255" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiOh6ZBbttPquUdTgN4zRNjUNE5TNmzrkpieJMVfl4uNMoeMzQkYhnelWOxW5FcYeYj56uxsOXvfCOzxz6158bP0Sz4LWKhqkLYhtIu-eM5aiI9IfmrZICIIZvgVWB2_duoFChKDG2b8n8/s400/%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588+2016-01-10+17.29.19.png" width="400" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">鎮玉地区の人口は20年後には1000人を切り国土交通省が無居住化するとしている2050年には300人程度になる見通しです</td></tr>
</tbody></table>
<br />
浜松市北区引佐町では花平より北側の集落がこの状況に陥るほか、静岡県内においても新東名高速道路より北側に位置している地域の多くがこの状況に陥り、国土交通省が無居住化するとしている予測を裏付けるものとなっています。
<br />
<h2>
浜松市の進めるコンパクトシティ計画</h2>
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgqNhC2dZdcpBEO1TgZpS_3IaAVfLfKs5YuO9Z4ePHwkftgQWwYv5hdQdSCHhI8BDmQkXIVN_Z9cO-jA3AsuNglH40ViFEX50mMeMDPM2rukZVp8pxGjYKELHKrdxX8l9L_ydNm0M17Vx0/s1600/%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588+2016-01-10+17.29.34.png" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="370" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgqNhC2dZdcpBEO1TgZpS_3IaAVfLfKs5YuO9Z4ePHwkftgQWwYv5hdQdSCHhI8BDmQkXIVN_Z9cO-jA3AsuNglH40ViFEX50mMeMDPM2rukZVp8pxGjYKELHKrdxX8l9L_ydNm0M17Vx0/s400/%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588+2016-01-10+17.29.34.png" width="400" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">浜松市の進める拠点配置計画 出典:浜松市都市計画マスタープラン</td></tr>
</tbody></table>
浜松市北部では上述したように、多くの集落が限界集落と呼ばれる状況となり、集落の維持管理が困難な状況となってきます。高齢者が点在して生活する状況となり、生活が困難となる高齢者の増加が予測されます。また、今後インフラの老朽化に伴い、浜松市のように広い範囲に集落が点在するような状況ではインフラの整備も困難となります。そこで考えられたのがコンパクトシティという考え方です。町を小さくして住居、学校、病院、商店、交通網などを集約し、住み良い町づくりを進めるとともに、インフラの整備負担を軽減することが可能となります。<br />
<br />
上記の図でピンク及びオレンジの丸が付いた地域が居住誘導区域に指定されるものと判断されます。 基本的に居住誘導区域は都市計画区域内に設定されることから、都市計画区域では無い鎮玉地区が居住誘導区域に選定されることはありません。日本の人口の91%が都市計画区域に集中しており、中山間地の人の声が届きにくい状況となっています。居住誘導区域を外れた地域は白地地区と呼ばれ、今後行政サービスが低下する地区と位置付けられており、既に不動産業界では資産価値大幅に低下するとして、地域指定への注目が集まっています。<br />
<h2>
鎮玉地区の人口減少につながる国の方針</h2>
<ul>
<li><span style="color: #cc0000; font-size: large;"><b>土砂災害危険区域と立地適正化</b></span></li>
</ul>
玉の居住地の多くが土砂災害危険区域に指定され、住宅の建て替えが困難となる可能性があります。更に居住誘導区域から外れることによって、今後住宅会社による居住地の整備が困難となるほか、不動産価値が低下するため、担保としての価値が下がり、住宅を建てる場合の融資が受け難くなる可能性があります。
<br />
<ul>
<li><span style="color: #cc0000; font-size: large;"><b>公共施設の統廃合</b></span></li>
</ul>
学校の統廃合、診療所の統合、地域病院の病床数の削減、区の再編に伴う役場などの公共施設の統廃合などが加速する可能性 があります。特に、学校の統廃合は地域社会与える影響も大きく、若者世代の流出につながります。
<br />
<ul>
<li><span style="color: #cc0000; font-size: large;"><b>公共交通に対する補助の削減</b></span></li>
</ul>
高齢化に伴い、車を運転することのできない高齢者の増加が予測されます。一方、人口減少と立地適正化に伴う交通機関への支援削減から、バス路線が減少または廃止される可能性があります。地域の生命線ともいえるバス路線が廃止された場合、お年よりは買い 物や病院に行くことができず、高校生は通学することができなくなるなど地域社会に与える影響は計り知れないものがあります。
<br />
<ol>
</ol>
<div style="text-align: right;">
<span style="font-weight: normal;"><a href="https://drive.google.com/file/d/0B88gG7hsiDzsT0lHRmpBSFRZNlU/view?usp=sharing">上記の内容をPDF化した文章はこちらからダウンロードできます→</a></span><br />
<br />
関連記事:<a href="http://natural-evangelist.blogspot.jp/2015/12/blog-post.html">コンパクトシティと立地適正化→ </a><br />
<a href="http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/toshikei/city/tosike/masterplan/masterplan/3-5.html" target="_blank">浜松市都市計画マスタープラン 詳細を見る→</a></div>
Anonymoushttp://www.blogger.com/profile/06363342290942922350noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4035033682594913266.post-13993109230175700142015-12-17T20:20:00.000+09:002016-01-10T18:47:34.169+09:00コンパクトシティと立地適正化 <h3>
コンパクトシティと立地適正化
</h3>
<br />
この二つの言葉を皆さんはご存知でしょうか。この二つの言葉がこれからの私たちの暮らしを大きく変えることになるかもしれません。
しかし、あまりこれらのことについて議論が行われていないことに違和感があります。
<br />
<br />
コンパクトシティという言葉は、最近新聞などでも見かける機会が多くなっています。住んでいる地域を小さくまとめ住みやすい町を作るというもので、立地適正化はその制度を進めるための、いわゆる土地の線引きを決めるようなものです。住居や商業施設などの誘導区域を設定して、ここに集約することが望ましいといった地域を決めていきます。立地適正化の目玉は居住誘導区域で、ここに様々な生活基盤を集中させ、お年寄りが歩いて買い物や病院に行けたり、交通基盤を整備して他の地区への通勤、通学を便利にするなど様々な特典が与えられるようになります。
<br />
<br />
この制度自体は確かに悪いものではないと思います。今後高齢化社会が進行するなかで、町を小さくまとめ行政サービスの行き届いた住みよい町づくりを目指す。行政もお金が無いなかで、町を小さくまとめることによって経費を削減しながら行き届いた行政サービスが可能になるなどのメリットがあります。
<br />
<br />
ただ、問題はこの居住誘導区域から外れた地域に住んでいる人たちです。居住誘導区域外の地域は白地として、今後行政サービスなどが受けにくい状況になる可能性があります。また、住宅会社などによる住居の建築が規制されるようになり、3軒以上の家を建てる場合には許可が必要となります。山間地では土砂災害危険区域の指定もあり家の建て替えが困難な場所も増えている状況です。
<br />
<br />
更にもう一つの問題点として、資産価値の問題があります。既に不動産業界などでは話題となっているのですが、白地の地域では今後行政からの支援が受けられないということで、不動産としての価値が大きく下がるものと判断されます。このことによって、新築住宅においても急激に資産価値が下がる可能性があります。このような場合、余程自己資金や収入面などがしっかりしていないと、家の建て替えの際に銀行からの融資が受けにくくなる可能性があるのです。
<br />
<br />
ただでさえ人口減少の著しい中山間地において、このような政策が実施された場合人口減少は加速し、地域社会はあっという間に崩壊することが予測されます。国や市などの行政も当然こうなることは予測しており、空き家対策法などを整備しこれらの管理にあたろうとしています。
更に、一時的に人口が加速的に減少する中で空き家や耕作放棄地が増加し、生活が困難となることが予測されるため、高齢者の生活支援などを目的にNPOを整備して対策にあてるという方針が検討されています。
私も中山間地のNPO団体に所属していますが、私たちの活動が結果的には集落が無くなる際の後始末のような活動になってしまうのではないかと危惧しています。
<br />
<br />
そして、最終的に人がいなくなった地域については木を植えて森林に戻すか、農地を集約して活用するといった方向で検討が行われています。
日本人は長い歴史の中で、山と町に住む人々がバランス良くそれぞれの暮らしを守り国土を守ってきました。
中山間地の人々の暮らしには長い歴史があります。<br />
<br />
国土交通省の2050年の無居住化予測ではこのような山間地の大半が無居住化すると予測されています。
以前にも記載しましたが、秋田藩の家老で秋田藩繁栄の基礎を築いたとされる渋江政光は以下のような遺言を残しています。
<br />
<br />
「国の宝は山也、山の衰えは国の衰えにつながる」
<br />
<br />
本当にこのまま、日本は山を山で暮らす人々の暮らしを捨ててしまっていいのでしょうか。
そして、このようなことがほとんど議論さえ行われずに進められてしまっていることに憤りを感じます。微力ではありますが、この情報発信によって少しでもこのことを知って頂き、考えていただけるきっかけになればと思います。
<br />
<div style="text-align: right;">
<a href="http://natural-evangelist.blogspot.jp/2016/01/blog-post.html"><br /></a></div>
<div style="text-align: right;">
<a href="http://natural-evangelist.blogspot.jp/2016/01/blog-post.html">立地適正化と鎮玉地区のおかれた現状</a></div>
<br />
<div style="text-align: right;">
自然の伝道師</div>
Anonymoushttp://www.blogger.com/profile/06363342290942922350noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4035033682594913266.post-73703672832411849692015-10-18T18:29:00.000+09:002015-10-18T18:32:52.664+09:00おがくずの不思議<h2>
おがくずで育てる、守る</h2>
私は子供の頃カブトムシが好きで、おがくずを利用してカブトムシを飼育していました。オガクズを入れるとカブトムシはおがくずの中に潜り気持ちよさそうにしていたのを思い出します。本来カブトムシは腐葉土で生育するのですが、おがくずでも水分などをきちんと与えることで飼育できたことを思い出します。
<br />
<br />
エビやカニを生きたまま運搬するのにおがくずが活用されます。おがくずには保温、保湿効果の他、クッション材などの効果があるとされています。木材には水分を出し入れして、周辺の湿度を調整してくれる効果があることが知られています。 <br />
<br />
木を細かく削った繊維であるおがくずは、薄く削られているため木の持つ様々な効果が凝縮された形にあるともいえます。抗菌性、調湿性などに優れ生物を包み込むクッション材であり、本来腐葉土で暮らすカブトムシや水の中で暮らすエビやカニが生きていくことができるのではないかと思います。
<br />
<br />
<h2>
おがくずで分解する</h2>
バイオトイレというトイレがあります。トイレの中におがくずを入れて、微生物を投入して便や生ゴミを分解するものです。便や生ゴミの大半は水分であり、おがくずがそれらの水分を吸収して、残った有機物を微生物が分解するというものですが、トイレの汚物が無くなる状況はまさにオガクズと微生物が起こす軌跡です。
<br />
<br />
<h2>
おがくずを食べる</h2>
先日「木を食べる」という本を読みました。この本の著者は製材所の香りの良いおがくずを見て、昔カツオ節を削って作った削り節を思いだし、おがくずが食べられるのではないかと思い立って、その後様々な工夫をしておが粉をパウダーにして食品に混ぜて食べるまでが描かれています。
<br />
<br />
基本的に木を構成するセルロースは、通常の形態では人の消化酵素では分解することはできないとされていますが、微粉末にすることで腸内で分解され、エネルギーとして利用することができるとされています。
更に、植物繊維は肥満予防、便秘予防、ガン予防など様々な効果があるとされています。
<br />
<br />
浜松市では、ある鉄鋼屋さんが竹を微粉末にして食品や家畜のエサ、土壌改良材などに利用しています。竹は多孔室で材の中には糖分やミネラルが豊富に含まれています。更に糖分や、ケイ酸、ミネラルなどの栄養素にも優れており、嫌気状態を保つことにより細胞組織内の乳酸菌が発酵することが知られています。乳酸菌は土中で善玉菌を活性化させ、腐敗菌や病原菌などの悪玉菌を抑制します。
<br />
<br />
多くの農薬や化学肥料が使用されている農業、防腐材、消臭材などが大量に使用される日常生活の中で、今後オガクズや竹、樹木の粉が活躍する時代が再び訪れることを期待しています。
<br />
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自然の伝道師</div>
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Anonymoushttp://www.blogger.com/profile/06363342290942922350noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4035033682594913266.post-19586004515549387262015-09-15T08:37:00.001+09:002015-09-15T08:44:34.459+09:00環境エンリッチメント<h3>
<div class="p1">
苦労を求める動物の習性</div>
</h3>
<br />
「コントラフローティング」という言葉があります。飼育している動物にエサを与える際に一つのエサは皿の上に、もう一つのエサは木の下などに隠して与えると、多くの動物類が隠してある餌の方を探し出して食べる習性があると言われています。
<br />
<br />
動物類の脳は苦労せずに手を入れたものよりも、苦労して手に入れたものを好むと言われており、このような習性が動物類の能力を高めるために使われてきたのではないかと考えられています。そして、この能力が一部の動物類では罠や毒餌を判別する能力にもつながっている可能性があります。
<br />
<br />
更に、動物類の脳波を調べると苦労してエサを手に入れた時の方が、満足度が高くなっていることが確認されています。
近年飼育動物の福祉と健康改善を目的とした「エンリッチメント」という考え方が、動物飼育の中で導入されるようになってきている。
野生動物は本来同じ時間にエサを食べるようなことはありません。<br />
<br />
これまでの動物園は、コンクリートで囲まれた檻の中で、同じ時間にエサを与えるというような飼育を行ってきましたが、近年一部の動物園では「エンリッチメント」の考え方を導入し、飼育環境の改善のほか、エサの与え方などにも工夫がみられるようになってきています。
<br />
<br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiMmx3JUWb0QhF16-PejCcVJli6p8UqWy6abTNFSuBJ4kVZVqw3ilE9AiKYgAFaz51h6AR3N5mam_mekhgTrmDmpBvilKAKB39I-0ncxbEbqAYnDs0xeBKCvUU6VPxMVOSVTNMaHZ2phdc/s400/EA023_L.jpg" width="400" /><br />
<br /></div>
<h3>
人間とエンリッチメント</h3>
<div class="separator" style="clear: both;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both;">
そして、このような考え方は同じ動物である人間にも適応できる部分があるのではないかと思います。動物飼育の現場ではコンクリートから土へという流れがあります。 人間においても、コンクリートから木へという流れが自然にできあがってきているのではないかと思います。</div>
<br />
そして、食べ物においても以前多くの人に飲まれていた炭酸飲料などがいつのまにか減少して、お茶や水といった自然に近いものが飲まれるようになってきています。 動物の場合、飼育環境やエサを自分で選択することはできませんが、人間は選択することができます。そして、本能的な部分で人間にとって本当に良いものが徐々に選択されるようになってきています<br />
<br />
更に、家庭環境の改善を求めるのであれば、明日から旦那の晩酌と夕飯を隠してみてはどうでしょうか。きっと得られた時の満足度は高く、家庭環境の改善にもつながるはずです。 <br />
<br />
<br />
<div style="text-align: right;">
自然の伝道師</div>
Anonymoushttp://www.blogger.com/profile/06363342290942922350noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4035033682594913266.post-8875107267371675332015-08-30T20:07:00.001+09:002015-08-30T20:13:33.110+09:00自然の恵みを頂く薬草茶 <h2>
中山間地は薬草の宝庫</h2>
私は最近、身近かな植物の葉っぱを乾燥させてお茶にして飲んでいます。
少し見回してみると、身近な場所に驚くほどたくさんの薬草が生えています。
最近私がはまっているのは、クロモジ茶です。
<br /><br />クロモジは中山間地ですと、林床にごく普通に生育している植物で、若い青い枝に黒く文字を書いたような斑紋がでることからこの名があります。
枝葉にはとても気持ちの良い芳香があり、抗菌性もあることから高級な爪楊枝の原料として用いられてきました。
<br /><br />また、以前は山で採ったクロモジから精油を採取してヨーロッパに輸出し、高級なアロマオイルの原料として利用されていたこともあります。
この葉っぱを山で採ってきて、干しシイタケなどを作る網籠に入れて2~3日干すだけでおいしいクロモジ茶を作ることができます。
<br /><br />
<h2>
クロモジ茶の淹れ方と効果</h2>
飲む前に葉っぱを少しフライパンであぶって、お湯で5分間ほど煮出すと素晴らしい香りが湯気とともに上がってきます。
味も素晴らしく、とても自然に生えている木の葉っぱを使って作ったとは思えない味で、まさに天然のハーブティーです。
<br /><br />クロモジにはリラックス効果のほか、血行を促進し、冷え症の改善にも役立つとされ、更に胃腸の調子を整えるなどの整腸作用もあるとされています。
また、クロモジの枝にもとても良い芳香があり、枝を束ねてお風呂に入れると天然の入浴剤として利用することができます。
さわやかな香りが1日の疲れを癒してくれます。更に、クロモジの抗菌力は肌のトラブルにも効果があるとされています。
<br /><br />クロモジのほかにも、ヨモギ、カキドオシ、アマチャヅル、ササ、ビワの葉など様々な植物の葉っぱでお茶を作ることができます。
これらの葉っぱをブレンドすることで、自分独自のオリジナルハーブティを作ることもできます。
無農薬でおいしく、薬効のあるお茶をただで楽しむことができるのです。<br /><br />みなさんも是非お試しください。
Anonymoushttp://www.blogger.com/profile/06363342290942922350noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4035033682594913266.post-78749906106219301142015-08-14T22:57:00.000+09:002015-08-17T08:47:58.893+09:00昔の自然は本当に豊かだったのか?<h2>
昔の日本の里山は人と自然が密接していた</h2>
良く昔は自然がたくさんあって良かったのに、今はどんどん自然が失われていくという言葉を耳にします。この昔とはいったいいつ頃のことなのでしょうか。そして、昔の自然は本当に豊かだったのでしょうか。
<br />
<br />
実は昔の日本の里山は、今と比べるとあまり自然が豊かではなかったのではないかと言われています。今と比べると開発は進んでおらず、山も自然の状態で残されていたはずなのに、何故自然は豊かではなかったのでしょうか。
<br />
<br />
それは、人々が自然と密接な暮らしをしていて、山の様々な植物を生活に利用していたためだと言われています。山菜はもちろん、薬草や繊維、燃料など人々はあらゆる植物を生活の中で利用してきました。林の下の落ち葉までかき集めて利用したため、山の土は痩せてしまい里山周辺はアカマツを中心とした痩せた樹林地であったと言われています。私たちのご先祖様というよりも、長生きしているおじいさんくらいの世代まで、里山で生きる人たちは自然と密接に結び付いた暮らしをしてきました。
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg5pK9Xa-i5-yLLzhz2zhiXcFCpQbVKY6qW7ALLtVWngtM6l-80Cn67WX1xHGuw0t9HkG8nILVdS0Sbt9SlQxPPDFmvibqYmLMNdk6JNWsiTnFweks8KEjczX4Oth3_EvkQaceBHjj6Ddn1/s320/DW020_L.jpg" width="320" /></div>
<br />
私の住む引佐町も、以前はシカやサルなどがあまり見られなかった時代があります。里山周辺には餌が無く、またうかつに里山に近寄ると捕まって食べられてしまうなどの危険もあったためだと思われます。
<br />
<br />
<h2>
今の里山の方が昔よりも自然が豊かでは?</h2>
しかし、近年の里山は農作物のほか耕作放棄地などに餌となる植物が豊富で、多くの動物たちが里山に集まってくるようになりました。ある意味今の里山の方が昔よりも自然が豊かなのかもしれません。
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiUDIFx8TPjwG60rrG7BNoVWuubJTk0mv1VcY13OHWAKTsMYqwXLNlpz36GEwjovQ6czHKNwQcahEiszvCiiuTwlKFCzB4ejTKpk_-hpH4GYdV-91chK-cidtilIBoIrhYOTouv37yLZPm5/s320/DW154_L.jpg" width="320" /></div>
<br />
そして、動物たちが里山に集まってくるようになった理由はもう一つあります。それは、森林が放置されたことによって、奥山と言われる環境に動物の餌が無くなってしまったためです。
山奥でのどかに暮らしていた動物たちの住みかを戦後の拡大造林で奪い、山奥から里山に降りてきた動物たちを有害獣だと駆除してしまう。本当の意味で動物と人間が共存できる社会を目指すのであれば、今一度奥山を動物たちの暮らす自然豊かな山に戻し、里山は人間がきちんと管理し動物たちの餌を少なくすることで、自然に動物と人間が共存していくことができるような社会が作れるのではないかと思っています。
<br />
<br />
そして、里山は薬草をはじめ様々な魅力ある植物で溢れています。一昔前まで暮らしの中に取り入れられてきた知恵が失われてしまう前に、今一度里山の植物資源を見つめなおす時期にきているのではないかと思います。
Anonymoushttp://www.blogger.com/profile/06363342290942922350noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4035033682594913266.post-48230614408207869812015-07-27T12:30:00.001+09:002015-07-27T12:31:02.385+09:00終りなき植物と動物の戦い皆さんの中にもイネ科やスゲ科など、硬くて葉先の鋭い植物で手を切った経験がある方がいるのではないかと思います。植物の葉っぱなのにどうしてこんなに硬いのでしょうか。<br />
<br />
<div style="text-align: center;">
<img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiIze7Wk4xQyGbPy1B62mLRFRKHa6UapryvrPWhegq_YGrqKyqt2IqrDZkkRokuezUjxUKJzYDvkAOoYoI7SLio1wYgaCYhtp6jNt7RDjezgYCoIwB-IYs8Ge5y9vhEg5t6NCZTxpLfD5g/s400/CQ167_L.jpg" width="400" /></div>
<div>
<br /></div>
葉っぱが硬いのには理由があります。イネ科植物の葉は、生長が早く栄養もあるため、ウシやシカといった草食動物の貴重な餌となっています。動物にとっては、栄養のある餌がどんどん生長してくれるのは有難いことですが、植物の側からするとたまったものではありません。片っ端から食べられてしまったのでは種を残していくことはできません。<br />
<br />
しかし、イネ科の植物にはバラ科の植物のようにトゲで食べられるのを防ぐことはできません。そこで、イネ科の植物は土の中のケイ素を多く吸収し、葉っぱを硬くすることに成功しました。ケイ素はガラスの原料にも使われる鉱物で、植物にとって栄養素としてはそれほど役に立っておらず、主に葉っぱなどを硬くするために吸収されているのではないかと言われています。
<br />
<br />
しかし、草食動物はこれに対抗する手段を身に付けました。それが反芻という仕組みです。消化の悪いイネ科の雑草を四つの胃と微生物の力で消化するという離れ業です。
この仕組みによって、草食動物は硬いイネ科植物を餌とすることに成功したのです。<br />
<br />
しかし、イネ科植物もこのままでは絶滅してしまいます。このため、イネ科植物は生長点を低くすることによって、食べられてもすぐに再生できるという術を手に入れました。
このようなお互いの仕組みによって、現在は均衡が保たれた状態となっています。<br />
<br />
しかし、このイネ科植物の生長点が低いという特性が人間にとっては厄介なものとなっています。
農業をやられている方なら、水田の周りなどで草を刈ってもすぐに伸びてしまうという経験をお持ちの方も多いのではないかと思います。これは、イネ科植物のこのような性質によるものです。<br />
<br />
更に厄介なことに、水田のイネと畦などに生えるイネ科植物は同じ科の植物であるために害虫も共通しています。
畦などの草を低く刈ることによって、畦の草の多くはイネ科植物となってしまい、結果としてイネに害虫が付きやすい状況となってしまいます。<br />
<br />
イネ科植物が畦に増えるのを防ぐには、地上から15cm程度の高さで草を刈るのがいいと言われています。
多様な草が生え、イネの害虫が少なくなるほか、害虫の天敵も増え結果として農薬の散布回数を減らすことができる可能性もあります。一度お試しください。
<br />
さて、イネ科植物の硬くなった葉を巧みに利用してきた動物が草食動物のほかにもいることをご存じですか、それは人間です。
茅葺屋根などの材料はススキなどのイネ科植物が利用されています。ススキは葉のほかに茎にもケイ酸が多く含まれていて、軽いのに硬くて丈夫、腐り難くく、水をはじき、茎の中が中空になっているので断熱性にも富んでいます。
<br />
<br />
こんな植物の特性を巧みに利用した私たちのご先祖様の知恵には頭が下がります。
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自然の伝道師</div>
Anonymoushttp://www.blogger.com/profile/06363342290942922350noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4035033682594913266.post-62041689918592575792015-07-12T19:42:00.000+09:002015-07-12T19:43:20.705+09:00クズの可能性、バイオ燃料の原料へクズという植物の名前を一度は耳にしたことがあるのではないかと思います。クズ粉、クズ餅などの原料として用いられ、秋の七草として古くから人々に親しまれてきた植物の一つです。
<br />
<br />
しかし、このクズが今その名のとおり邪魔な雑草として問題となっています。クズは非常に繁殖力が強く、油断しているとあっという間に植物を覆い尽くし、時には樹木をも枯らしてしまいます。この繁殖力の強さと、蔓が絡まって植物を覆いつくす見た目の悪さから、まさに植物の屑といった扱いを受けています。
<br />
<br />
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><img border="0" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEid4EKk_ep7SEjRPBBsOMRVMfVVCBFHTSlHtudBX5m1cuc9kVchkgj2s_W_514_5vFrwuqZekulbPzo5kMn4ynLZLZNdh8Hsu86ZujNvzk8iFS3KuSxF-jaHkF5U5FbD7LdvdPNt23IuIU/s400/%25E6%25A8%25B9%25E6%259C%25A8%25E3%2582%2592%25E8%25A6%2586%25E3%2581%2586%25E3%2582%25AF%25E3%2582%25B9%25E3%2582%2599.JPG" style="margin-left: auto; margin-right: auto;" width="400" /></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">樹木を覆うクズ</td></tr>
</tbody></table>
<br />
しかし、このクズはクズ粉、葛根湯の原料となる薬草、若葉は山菜に、ツルは葛布など繊維の原料として捨てる場所が無いくらい大切に利用され、人々の生活に無くてはならない植物の一つでした。
<br />
<br />
今でも一部このような利用は行われていますが、手間がかかることから現在では利用されることは希な状況です。現在、クズ粉やクズ餅として販売されているものの多くも、実際にはジャガイモなどを原料として作られるものが多くなっています。
<br />
<br />
しかし、このクズが再び脚光を浴びようとしています。それは、バイオ燃料としての利用です。クズの根は良質なデンプンを多く含み、高濃度のアルコールが生成できることが近年の研究で明らかとなり、バイオ燃料の原料として注目を集めています。
<br />
<br />
場所を選ばずどんな環境にでも適応できる繁殖力は、火山噴火後に植生が無くなってしまった場所の植生回復に用いられるほどで、この逞しい繁殖力を燃料として利用することができれば、将来的には持続可能エネルギーとして利用される日を遠くないことかもしれません。
<br />
<br />
以前は人々のそばで様々な形で利用され、秋の七草として親しまれてきたクズ、一時は人々に見放されてその名の通り屑のような扱いを受けてしまったクズ、そんなクズが再び脚光を浴びようとしていることは喜ばしいことです。
<br />
<br />
昔は一家の大黒柱として期待され、子供たちにもしたわれたお父さん、その後だんだんと居場所を無くし、家庭内で粗大ゴミのような扱いを受けているお父さんにも、いつか再び脚光を浴びる日がくることを私は願っています。<br />
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自然の伝道師</div>
<br />Anonymoushttp://www.blogger.com/profile/06363342290942922350noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4035033682594913266.post-630405328033826672015-07-05T19:33:00.005+09:002015-07-06T13:30:06.312+09:00身近な香りの問題<h2>
芳香剤や消臭剤にもVOC</h2>
以前文部科学大臣あてに学校での香料自粛が申し入れられたことがあります。香料の入った洗剤や芳香剤のコマーシャルが毎日のように流れ、薬局やスーパーではあたり前のように多くの種類の香料が販売されています。しかし、香料に対してアレルギー反応を示し、授業が受けられなくなっている子供の存在についてはクローズアップされることが無い状況です。
<br />
<br />
学校などでの化学物質問題として、揮発性有機化合物VOCによるシックハウス症が以前問題となり、学校で使用される塗料などが厳しく規制されるようになりました。しかし、現段階ではあまり問題とはなっていませんが、これらの芳香剤や消臭剤にもVOCが含まれており、密閉した空間で暖房などを使用した場合VOC濃度が高まることが知られています。
<br />
<br />
更に、子供たちの間で消臭という考え方が定着し、体臭などの臭いに敏感になってしまうことで、臭いに対する恐怖感から常に強い臭いを身にまとってしまう危険もあります。 以前にも記載しましたが、臭いは人間の脳中枢に直接働きかける刺激であり、身を守るための重要な器官です。外敵や危険から身を守るために人は臭い刺激に対して素早く反応できるよう、脳の中枢に直接働きかける仕組みをつくりあげてきました。
<br />
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<a href="http://natural-evangelist.blogspot.jp/2014/05/3.html">人工的な香りの弊害(2014.5)</a></div>
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<br />
強い臭いが常に脳の中枢に送り続けられるということは、人間にとって異常信号が常に脳に送り続けられるということであり、精神的にも大きな負担となることが想定されます。また、香料原料の一部は、アレルゲンの原因となる成分が多く含まれ、皮膚炎や喘息を誘発することが知られています。<br />
<br />
また、一部の物質には発がん性が疑われる物質も含まれるなど、健康被害が想定される物質が多く含まれるにも係らず十分な規制が行われていない状況です。EUの化粧等に関する規制の中で、香料に関して26種の物質をアレルギー物質として、製品ラベルへの表示を義務化しています
<br />
<br />
日本でも、多くのアレルギーの子供の存在が問題となるなか、早急な法整備が望まれる状況です。帝王切開によってお母さんのお腹を開腹した際に、お腹の中から香料の匂いがしたという事例があるということです。<br />
<br />
<h2>
スプレー式消臭剤への懸念</h2>
現在スプレー式の消臭剤が一般的に使用されるようになっていますが、粒子状にして噴霧した消臭剤の成分は実はかなり長い期間空中に漂っています。
0.5ミクロン以下となった粒子については、24時間以上空気中を漂う場合もあり、これらの粒子は呼吸の際に体内に吸収されてしまいます。このような粒子が体内に取り込まれた結果、帝王切開の際に香料の匂いがするという事態が発生しているのではないかと思います。
<br />
<br />
スプレー式の消臭剤や香料を噴霧する際に、それが粒子となって自分の体に取り込まれる可能性があることを想定してみてください。
臭いは健康のバロメーターです。いろいろな臭いが体の状態を知らせてくれています。自分の臭いを素直に感じて体の声に耳を傾けてください。<br />
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自然の伝道師</div>
Anonymoushttp://www.blogger.com/profile/06363342290942922350noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4035033682594913266.post-63068911487170546042015-07-05T17:29:00.001+09:002015-07-06T08:27:20.257+09:00薬大国日本 見直す時期にきている<h2>
抗生物質の無秩序な大量使用による影響</h2>
私はかねてから、日本の抗生物質や薬品の使用状況について疑問を呈してきました。日本の抗菌剤使用量は世界の1/4に達し、耐性菌出現率は世界でも突出して高い状況にあると言われています。一説ではヨーロッパの肺球菌に対する耐性菌の出現率が10%程度であるのに対して、日本では80%近い割合で耐性菌が出現していると言われています。
<br />
<br />
大腸菌などの微生物は30分程度の短期間で一世代を終了します。耐性菌を作り出すのには、半分程度の菌が死ぬ濃度の薬剤と菌を接触させることによって、生き残った菌が薬剤に対する耐性を得とくしていきます。
この際、微生物は接触した種類の薬剤のみでなく、他の薬剤に対しても抵抗性を持つことが知られています。これを交差抵抗性と言います。細菌は薬剤に対する耐性を持つ際に、細胞壁を厚くしたり抵抗性のある遺伝子を収得するなどして耐性を高めますが、この耐性が使用された薬剤以外にも抵抗性を持つ現象を交差抵抗性といいます。 <br /><br />現状のように至る所で抗菌材が使用され、殺菌剤、消臭剤、抗生物質が日常的に使用されている現状において、微生物は様々な化学物質に対して耐性を会得してきています。<br />
<span style="text-align: center;"> </span><br />
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<img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiIgOdcYKzoGreQNRISmkd7IhPpkdmuE87DinuM_BXm2UmBEpgK0HB8VdQ3N_6hWpeCr-tDWA6bf6RgL2250YpWV5_rfVWQsmtZmDbR7nxnO_bKmLXDCI00QnRAcz5Ce2LjHAjhGLWYl-Ub/s320/CF169_L.jpg" /></div>
<div style="text-align: center;">
<br /></div>
一方、薬剤の開発には10年以上の年月と数十億円とも言われる開発費が必要となり、簡単に新たな抗生物質を作り出すことはできません。日本国内ではメシチリンに耐性を持ったMRSAによって年間2万人程度の死者がでているとの推計があります。交通事故による死亡者が5千人を切っているなか、MRSAによる死亡者がいかに多いかが分かります。<br />
<br />
そして、現在抗生物質の中で最も効力があるとされているバンコマイシンについても耐性を示す菌の出現が問題となっています。現状ではバンコマイシン以上の抗生物質は無く、この菌に感染した場合有効な治療方法が無いのが現状です。そして、このバンコマイシン耐性菌は家畜の飼料に添加されているアボパルシンというバンコマイシンに似た性質を持つ抗生物質が使用され続けてきたことが原因であるとされています。
<br />
<br />
抗生物質の無秩序な大量使用がこのような結果を招いたのです。抗生物質をはじめとした薬剤の大量使用によって、このほかにも人体には様々な影響が生じています。近年、腸の持つ免疫力に注目が集まり、ヨーグルトなどを利用して腸内細菌を活性化し体を元気にするという考え方が定着しつつあります。
<br />
<br />
しかし、一方で菌を殺してしまう抗生物質や抗菌剤が大量に使用されているという矛盾があります。せっかく腸にいい細菌を飲んでも、これらの薬を使用することによって腸内細菌が死んでしまい、体にとって良くない働きをする微生物が腸に定着してしまう可能性があります。<br />
<br />
<h2>
薬を飲み続けることによる悪循環</h2>
薬カスケードという言葉があります。例えば風邪をひいて病院にいくと、発熱を抑える薬などが処方されますが、風邪薬を飲むと胃腸が荒れてしまう可能性があるので胃腸薬を同時に処方されることがあります。更に、薬を飲むことによって肝臓の働きが弱り、体がだるくなるため別の薬が処方されるというように、薬の処方が数珠つなぎに繋がっていくことを指す言葉です。
<br />
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<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<img border="0" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjAvGKXmcYvVO4ztk4Spq4wE8TVPFvDTZ_9HQszgWiKD-1wCA_ea-DUs-OXFQnYW3zggZMQslWzYAmIdaRIwPcCSzNua5p0t-4fFxfvzu900Tc6sNYSGQYAkQwGAictY8C3r4jOhq6BA1JM/s320/AT164_L.jpg" width="320" /></div>
<br />
<br />
日本の高齢者には1日に8種類以上の薬を飲む人が多く存在しています。薬は人間にとって毒でもあります。ある種類の薬を飲むと効果もありますが、体に対して害となることも多く、この働きが副作用として顕著に現れる場合もあります。しかし、目に見えにくい形で緩やかに私たちの体を蝕ばんでいる可能性もあります。
体に入った薬等の異物は、基本的に肝臓によって浄化されます。多くの薬を飲むということはそれだけ肝臓に負荷がかかっているということです。
<br />
<br />
薬を飲み続けることによって、免疫機能である腸内細菌を殺し、肝臓、腎臓といった主要な臓器の働きを弱め、更に薬を服用してしまうという悪循環が生じています。そして、このように大量に消費される薬や医療費は国家の財政をも大きく圧迫し、人間の体だけでなく国家をも衰退させる原因となりかねません。
<br />
<br />
日本の医療費や年金などの社会保障費は既に国家予算の半分近くを占め、今後も拡大の一途をたどることが予測されています。近い将来、国の税収と社会保障費が同額若しくはそれ以上となることも予測され、日本では社会保障以外の事業については全て国債などの借金によってまかなう必要が生じてくる可能性もあります。
<br />
<br />
現在の薬の異常使用は、一部のメーカーやその関係者を潤しているだけで、薬を使用している人にとっても、国の財政にとっても大きな負担となっています。更に、薬をはじめとした薬剤の大量使用がアレルギーの増加や発達障害など、子供たちの体質や精神面にも様々な影響を及ぼしている可能性があります。<br />
<br />
薬をはじめとする化学物資なしには、現在の社会発展はありませんでした。しかし、これらの使用方法について見直さなければならない時期になっています。燃料革命や高度経済成長期に様々な公害問題が発生し、それらの問題を克服してきたように、今薬剤をはじめとした化学物質の使用についても見直す時期にきているのではないかと思います。
Anonymoushttp://www.blogger.com/profile/06363342290942922350noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4035033682594913266.post-36133719772412211772015-06-14T09:55:00.003+09:002015-06-14T13:51:28.793+09:00ベット数削減、在宅医療強化について思うこと国は今後10年間をかけて病院の病床数を現在の135万床から10年後には115万~119万床へと減らすという方針を発表しました。国の医療費が国家予算の半分近くにまで迫り、今後高齢者人口の増加により医療費は更に増加し、国の財政を大きく圧迫することが予測されるための措置だと思われます。 <br />
<br />
このニュースはそれほど大きくは取り上げられていませんが、今後の日本人の暮らしを大きく作用する重大なニュースだと思っています。10年後には要介護者の増加に伴い、介護師が30万人以上不足するとされています。団塊の世代が介護を必要とする年代となり、大幅な要介護者の増加が予測されるためです。 <br />
<br />
国は、病床数を減らし在宅医療を強化するとしています。病床数は20万床程度の減少ですが、要介護者は現在より大幅に増加することが予測されているため、今後自宅介護を迫られる人の割合が大幅に増加するということです。 <br />
<br />
私は義父の介護を9年ほど行っていましたが、介護は精神的にも経済的にも負担が大きく、いつまで続くとも分からない介護生活の中で、様々な面で追い詰められていきます。介護者を抱えていると、働き方をはじめ日常生活に様々な制約が生じます。更に、介護保険を利用したとしても、経済的な負担も大きく働き方を制限せざるえないうえでの経済的な負担は介護者を追い詰めていきます。 <br />
<br />
そして、30万人を超える介護師不足の解消の目処が立っていないなか、病床数を大きく減らし、在宅医療を強化するということは多くの国民が今後介護と介助に苦しみ、人生の最後を迎えていくということです。 <br />
<br />
私は、この制度改革に反対です。<br />
<br />
病床数を見直す前にやることがあるのではないかと思っています。その一つが薬です。日本の薬の使用量は世界でも群を抜いて高く、世界の薬の使用量の3割以上を日本で消費しているともされています。お年よりは薬袋を持ち歩き、大量の薬を毎日飲む姿を目にします。毎週決まったように病院に通い、大量の薬を飲む、本当にこんなんに大量の薬が必要なのでしょうか。 <br />
<br />
薬と毒は紙一重の関係にあり、異物であり細胞などの様々な部位に直接作用する薬を大量にとることで腎臓をはじめ様々な器官が傷ついている可能性があります。以前のブログの記事で日本の農薬の使用量が先進国で世界一という話しをしましたが、日本では製薬メーカー、農薬メーカーといった企業の力が強く、このように世界的にも類をみない大量消費が放置されてしまっているような気がします。 <br />
<br />
医療の無駄を省くことによって、病床数を減らさず医療費の削減を行うことは可能ではないかと思っています。医療先進国とされるアメリカをはじめとした世界各国と日本では、一人当たりの薬の消費量で8倍近い差があるとされています。 <br />
<br />
世界的な医療の流れとしては、伝統的な医療である食事や運動、そして様々な宗教を通しての祈りなどに回帰する傾向にあるとされています。皮肉なことにこれは日本が古くから行ってきた医療です。明治以降、日本は西洋医療を取り入れ、必死になって西洋医療の導入と普及に努めてきました。この結果、長寿大国としての地位を手に入れましたが、本当に健康で長生きしている人の割合は減少してきているのではないかと思っています。 <br />
<br />
薬漬けの西洋医療が定着した今、世界各国は日本が捨てた伝統医療へと戻ろうとしています。私たちのおじいさんやひいおじいさんの時代には普通に行われてきた伝統医療。今、この伝統医療の良さを再認識し、根本的な医療費の削減に取り組む時期にきているのではないかと思います。<br />
<div>
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自然の伝道師</div>
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<br /></div>
<a href="http://natural-evangelist.blogspot.jp/2015/05/blog-post_16.html">日本の農産物は本当に安全?(日本の農薬の使用量が先進国で世界一)</a></div>
Anonymoushttp://www.blogger.com/profile/06363342290942922350noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4035033682594913266.post-3904600682667891442015-06-13T18:49:00.001+09:002015-06-13T19:41:22.732+09:00日本消滅 行動を起こすとき<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhAAuRRBDH1A0hUJlE0EehfZSyqrL42mKMDEWMA6SRNE9LmsnHXezpJ7TkkTrRDO_f2DpcOS1Ba6B3JcgyP6Ye9CWyhun9i-Jy3PQb6GaIetzNu2c2YVksUJaeyzDRCNBknqn6MIP_GwAA/s1600/%25E7%2584%25A1%25E5%25B1%2585%25E4%25BD%258F%25E5%258C%25BA%25E5%259F%259F.png" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="386" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhAAuRRBDH1A0hUJlE0EehfZSyqrL42mKMDEWMA6SRNE9LmsnHXezpJ7TkkTrRDO_f2DpcOS1Ba6B3JcgyP6Ye9CWyhun9i-Jy3PQb6GaIetzNu2c2YVksUJaeyzDRCNBknqn6MIP_GwAA/s400/%25E7%2584%25A1%25E5%25B1%2585%25E4%25BD%258F%25E5%258C%25BA%25E5%259F%259F.png" width="400" /></a></div>
<br />
上の図は2050年までに人がいなくなってしまう無居住化地域を示したものです。この年、日本の人口は1億人を割りここを境に日本全体の高齢化と人口減少が加速するとされています。
<br />
<br />
私の住んでいる地域もこの無居住化地域に含まれています。これから35年後に自分の住んでいるこの地域が消滅してしまうということは、にわかには受け入れがたいことです。
そして、この町へ町への人の流れはやがて日本そのものを追いつめていくことになるでしょう。<br />
<br />
都市部では住宅事情や教育の問題などから、地方と比較すると出生率が低くなる傾向があるとされています。
都市部への人の流れは、日本の人口減少と高齢化を加速させ、やがて日本全体が限界集落のような状態に陥る可能性も指摘されています。
<br />
<br />
国もこうした動きに危機感を持ち、地方創生を掲げ行動を開始しました。しかし、小手先だけの改革ではこの流れを止めることはできません。
国をあげた企業の地方移転の促進、政府機能の移転、計画的な地方での拠点造りを行っていかなければ、この流れを変えることは困難です。
<br />
<br />
秋田藩の家老で、秋田藩繁栄の基礎を築いたとされる渋江政光は以下のような遺言を残しています。
<br />
<br />
<b>「国の宝は山也、山の衰えは国の衰えにつながる」
</b><br />
<br />
国土の7割近い面積を森林が占める日本。山と地方を捨てることは遺言の通り日本の衰えにつながることでしょう。
<br />
<br />
今から、たった35年後にこれだけ多くの地域で人が住めなくなるということを予測しているのであれば、もっと迅速に行動を起こしていく必要があるのではないかと思います。そして、地方に住む人たちももっと声をあげ、自分たちの住む地域を守るための行動を起こす時期にきています。
<br />
<br />
参照:国土交通省 <a class="gs-title" data-ctorig="http://www.mlit.go.jp/common/001033678.pdf" data-cturl="https://www.google.com/url?q=http://www.mlit.go.jp/common/001033678.pdf&sa=U&ved=0CAQQFjAAahUKEwimtOLDvYzGAhUFG5IKHS4dAHU&client=internal-uds-cse&usg=AFQjCNEejzWB5jNzJ-_ZiHq2ZxnSz85z8g" dir="ltr" href="http://www.mlit.go.jp/common/001033678.pdf" style="background-color: white; color: #0000cc; cursor: pointer; font-family: Arial, sans-serif; font-size: 16px; height: 1.25em; overflow: hidden;" target="_top">2050年までに<b>無居住</b>化する 地点</a><br />
<br />
<div style="text-align: right;">
自然の伝道師</div>
<br />Anonymoushttp://www.blogger.com/profile/06363342290942922350noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4035033682594913266.post-65630404291172077052015-06-09T06:24:00.002+09:002015-06-09T06:24:34.785+09:00限界集落 山間部の暮らしが日本各地で崩壊している私の住んでいる浜松市引佐町の鎮玉地区は、人口減少が著しく65歳以上の高齢者の割合が人口の半数を超える限界集落へと向かおうとしています。ただ、私がこのことを知ったのは、ある調査の関係で地域の人口を調べる機会があったからで、まさか自分の住んでいる地域がこんな状態にあるとは思ってもいませんでした。
<br /><br />なんとなく、人が減って高齢化が進んでいるような気がしていましたが、現況は、限界集落への移行段階である55歳以上の割合が50%を超える準限界集落と呼ばれる段階にまで至っていました。更に、人口の階層構造や出生率からみると今後10年以内に限界集落となるのが確実な状況です。
<br /><br />この地域は、新東名高速道路が浜松いなさインターチェンジから車で5分程度の位置にあり、浜松市の市街地からも車で30分程度であることから、限界集落などという言葉からは無縁の地域だと思っていました。私の描いている限界集落はもっと山間部のできごとで、昔から人の少なかった地域で起こるものだと思っていました。<br /><br />しかし、調べてみると鎮玉地域より更に市街地に近い地域も限界集落の危機に陥っていることが分かりました。浜松市では限界集落と呼ばれる地域がどんどん南側に拡大し、中心市街に近い地域のみの人口が増加し、その他の地域では人口減少が著しい状況です。<br /><br />若い人たちや、中高年に将来どのような場所に住みたいですかというアンケートを行うと、必ず緑の多い場所、将来は田舎で農業などをしたいという希望が上位を占めますが、現実には中心部への人の凝縮が加速している状況です。
<br /><br />そして、このことは静岡県全体の問題でもあります。静岡県の人口流出率は北海道に次いで第2位という発表がありました。関東圏と名古屋という大都市に挟まれ、温暖で暮らしやすいと思っていた静岡県からどんどん人口が大都市圏に流出しています。
<br /><br />なにが人々を都市部に駆り立てるのか私には分かりません。コンクリートに囲まれ、時間に追われる町の生活、高い家賃やローンの返済、様々ことに縛られ、物音などに注意しながら一生を生きていくのが幸せなのでしょうか。
もちろん、人が生きていくなかで様々な価値感があってもいいと思います。しかし、今山間部の暮らしが日本各地で音を立てて崩壊していっています。
<br /><br />人は長い歴史の中で常に土と緑を感じて生きてきました。そして、都会で暮らす多くの人も土と緑の大切さを感じていると思います。浜松市引佐町鎮玉地区、人口は減っていますがいいところです。
<br /><br />緑の町で暮らし、市内の会社に通い、週末は農業。<br />人生の選択肢に鎮玉地区を加えてみてください。
Anonymoushttp://www.blogger.com/profile/06363342290942922350noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4035033682594913266.post-22463075714171118452015-05-21T07:57:00.000+09:002015-05-21T07:58:03.324+09:00時代に逆行する農薬の規制緩和今日私にとって信じられないニュースが飛び込んできました。<br />
<br />
それはネオニコチノイド系農薬の規制緩和です。<br />
<br />
ネオニコチノイド系農薬のクロチアニジン、アセタミプリドに関する食品残留基準を緩和し、クロチアニジンの場合、ほうれんそうで従来の13倍に引き上げられる方向です。
<br />
<br />
しかし、この農薬はかなりいわくつきの農薬で、近年各地でミツバチがいなくなったというニュースを耳にすることがありますが、その原因がこの農薬の影響ではないかということで、ヨーロッパではこの農薬を規制する動きが高まっています。
<br />
<br />
更に、この農薬が近年では子供の脳に影響し、発達障害の原因となっているのではないかと言われています。
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先日、私のブログで<a href="http://natural-evangelist.blogspot.jp/2015/05/blog-post_16.html">日本の農薬使用量は世界トップ水準</a>であるということを記載しましたが、先進国1位の日本と2位の韓国で発達障害の子供の割合が高く、この農薬との関係が疑われているところです。
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通常農薬の基準は、安全側に立って規制するものであり、現在の日本の規制値についてもかなり安全側にたった数値が設定されていますが、様々に影響が指摘され、世界的には使用規制の動きが高まっているこの農薬の基準を緩和する動きは到底納得できるものではありません。
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そして、この農薬の影響を最も受けるとされる子供たちを守るためにも、この農薬の規制緩和には断固反対します。
Anonymoushttp://www.blogger.com/profile/06363342290942922350noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4035033682594913266.post-78582330894552781622015-05-16T06:58:00.000+09:002015-05-16T07:08:56.125+09:00日本の農産物は本当に安全?海外の安い農産物を見ると、日本の農産物は安全だが海外の農産物は心配だという言葉を耳にします。 はたして日本の農産物は本当に安全なのでしょうか。 以下の図は先進国の農薬使用量を示したものです。<br />
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<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><img border="0" height="288" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhO9vLJKdcE2SQFt35uxTfHoP_8CR9_Dd-ClBAzCDkI97Dtc518ajJnMxk66miM0x2itSf5t3-5pJOzkPaBc1bEl0av20SUvdda5dvugSY_1EgWTng2KkVB7PS8Gus1ewy_1_jHKOETaZ6h/s400/graph.png" style="margin-left: auto; margin-right: auto;" width="400" /></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;"><h3>
<span style="text-align: start;"><span style="font-size: small;">先進国の農薬使用量</span></span></h3>
<blockquote class="tr_bq">
<span style="text-align: start;"><span style="font-size: small;">出典)宮崎大学農学部植物生産環境課IPM技術による病害虫防除技術</span></span></blockquote>
</td></tr>
</tbody></table>
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なんと、安全であると思われている<b>日本の農産物の農薬使用量は、先進国の中で最も多く</b>なっています。農薬使用量の多い理由として、狭い農地と日本人の生真面目な性格が災いしています。アメリカやオーストラリアなどで飛行機を使って農薬を散布する映像を目にすることがあると思います。しかし、飛行機で散布する程度ですから、実際には単位面積あたりの農薬の散布量は少なくなっています。 <br />
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また、海外では多少の虫食いや変形など見た目を気にしないケースも多いほか、農産物が加工品の原料として使用されることも多いので、ある程度の虫食いは許容される状況にあります。しかし、生真面目な日本人は見た目に厳格であるほか、害虫についても例え発生が無くても決められたとおりに散布してしまう傾向があります。<br />
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丁寧な草刈りが害虫を増やす</h2>
このことは草刈りについても同じ傾向にあります。日本では芸術的とも言えるほど低い位置できれいに草を刈り取る傾向があります。 <br />
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しかし、このような方法で草を刈り取ると、多年草で地下茎から素早く繁殖することのできるイネ科の雑草を増やしてしまい、かえって害虫被害を多くする結果となるケースもあります。<br />
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<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEioZP75ZhWNmSLum4wgC_IKhpxYImo04E6D4mXfWytc5FBfmoqr1WW0z_2wQX3BTaoBK805HuJKr7gK59KPx9mq34fxfSNBN6Nj9txRHzsJGkXUjKbcGJa_EVm7ikcEO5oEYIbFpQXxY1uS/s1600/kusakari.png" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="310" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEioZP75ZhWNmSLum4wgC_IKhpxYImo04E6D4mXfWytc5FBfmoqr1WW0z_2wQX3BTaoBK805HuJKr7gK59KPx9mq34fxfSNBN6Nj9txRHzsJGkXUjKbcGJa_EVm7ikcEO5oEYIbFpQXxY1uS/s320/kusakari.png" width="320" /></a></td></tr>
</tbody></table>
</h2>
<h3 style="text-align: center;">
<span style="font-size: small;">高草刈りによるイネ科雑草の抑制効果</span><blockquote class="tr_bq">
<span style="font-weight: normal;"><span style="font-size: small;">出典)研究成果 害虫の発生を防ぐ畦畔管理1 </span></span></blockquote>
</h3>
<h2>
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: center;"><tbody>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;"></td></tr>
</tbody></table>
海外からの農産物に安全面でも及ばない</h2>
更に畜産物については、狭いゲージなどで集約的な飼育を行うために、感染症の予防や家畜の精神状態を落ち着かせるために大量の抗生物質が使用されています。現在国内では人間に使用される抗生物質の倍近い量が家畜に使用されています。 <br />
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このままでは、価格面で太刀打ちできない海外の農産物に対して、TPP実施後に安全面でも及ばないという結果を招きかねません。従来の管理方法を見直し、効率的で安全な農産物生産を考える時期にきているのではないかと思います。<br />
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自然の伝道師</div>
Anonymoushttp://www.blogger.com/profile/06363342290942922350noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4035033682594913266.post-51805446290464817252015-05-10T13:08:00.000+09:002015-05-10T13:08:51.880+09:00ジャパンブルー日本代表の色というと、サッカーのイメージが強く青という印象があります。
でも、何故青なんでしょうか。日の丸など国旗からくる印象では日本の色は赤若しくは、赤と白の方が自然なのではと思う方も多いのではないでしょうか。
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事実バレーや卓球、体操などの代表ユニホームは赤を基調としたものですし、日本代表のサッカーチームも以前は赤を基調としたユニホームを使用していた時代もあります。
ネットなどで調べてみてもはっきりとした回答はでていません。
しかし、サッカーの日本代表が有名になるかなり以前から、ジャパンブルーとして世界に知られた青があります。<br /><br />それは日本の草木染めの代表である「藍」です。<br />
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藍の英名はJapan blueです。私は藍こそが日本が世界に誇るジャパンブルーだと思っています。
藍染め自体はかなり古い時代にはシルクロードを通って、日本へと伝わってきたものであると言われています。そして平安時代には藍が広く栽培され、利用されていたと言われており、正倉院の宝物の中には、藍染めされた布や糸がいくつも納められています。<br />
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藍は抗菌力が強く、糸を強くする効果があるとされています。藍染めの手ぬぐいは雑菌の繁殖を抑えるとともに丈夫、手ぬぐいとして優れた機能を有しています。
また、怪我をした時などは藍染めの手ぬぐいを傷口に巻くことによって、菌の繁殖を抑えてくれます。高温、多湿となり菌が繁殖しやすい日本の環境では藍が広く人々の生活に浸透し、本来は日本の染め物ではなかった藍がジャパンブルーと呼ばれるまで人々に広まったのではないかと思います。
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また、女性の腰巻きには茜を腰巻に利用することが多かったようです。実は茜は現在でも婦人病に効果のある漢方薬として利用されており、婦人の腰巻きとして利用することは、非常に合理的で適した使い方だったのではないかと思います。
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一万種を超える植物の中から、それぞれの用途に合った使い方を見つけ出した昔の人たちの知恵には頭が下がります。そして、今これらの優れた知恵が失われようとしています。今一度古くから受け継がれてきた大切な知恵を見直し、私たちが受け継いでいく必要があるのではないかと思います。
Anonymoushttp://www.blogger.com/profile/06363342290942922350noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4035033682594913266.post-50007520458109415922015-04-18T08:38:00.000+09:002015-04-18T08:38:00.206+09:00病を治して人を殺す 薬の恐怖米オハイオ州立大学の研究チームは、市販の多くの鎮痛剤に含まれるアセトアミノフェンに、痛みだけでなく喜びの感情を抑える効果があるという発表がありました。 <br /><br />アセトアミノフェンは風邪薬などの解熱・鎮痛剤などとして広く一般的に使用されている薬で、古くから副作用の少ない薬として利用されてきました。痛みを和らげるという効果が、感情を抑えるという副作用となって表れている可能性があります。 <br /><br />人間の体の機能は様々な部分で連動しています。傷みや風邪による発熱は体の発しているSOS信号です。薬はこの痛みを和らげてくれますが、同時に体の発するSOS信号をも打ち消してしまっています。 <br /><br />風邪をひいたとき、人の体は体温を上げて侵入してきた病原菌を殺そうとします。しかし、安易に解熱剤を使用することによって、体の中で起こっている免疫反応を邪魔してしまっている可能性があります。 <br /><br />もちろん、極度の高熱は体に障害を起こす可能性がありますが、40度を超えるような極端な高熱でなければ安静にして体の免疫効果に頼る方が風邪を治す近道である可能性があります。 <br /><br />現在薬局で調剤されている薬代は6兆円を超え、お年寄りは数えきれないほどの薬を管理するのに四苦八苦し、薬袋などを使用して薬を管理しています。<br /><br />近年、死んだ人の遺体が腐り難くなっていると言われています。晩年は病院通いが仕事のようになり、大切な日課が薬を飲むという暮らしが本当に幸せなのか、薬を使用することによって体の免疫機能、そして喜びのような人として大切なものを失ってしまっているのかもしれません。 <br /><br /><div style="text-align: right;">
自然の伝道師</div>
Anonymoushttp://www.blogger.com/profile/06363342290942922350noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-4035033682594913266.post-61840863961598601702015-02-22T22:21:00.000+09:002015-02-23T08:27:38.518+09:00街路灯のLED照明化について思うこと<h2>
<span style="font-size: large;">LED化による生態系の影響</span></h2>
最近各地の防犯灯、道路照明、信号機のLED化が進められています。青色発光ダイオードのノーベル賞受賞もあってLEDの注目は益々高まっています。小電力で明るく、灯具の寿命も長いなどまさにいいことずくめのような感じがしますが、<b>問題点は無いのでしょうか。</b>
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私の専門は自然環境なのですが、<b>街路灯のLED化</b>についていくつか気になっていることがあります。
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自然のサイクルというのは、当然昼明るく夜暗いという太陽を中心とした日照サイクルによって形成されています。商業施設や工場、道路周辺など夜間強い照明を使用する場所では植物の結実阻害、昆虫の光に対する誘引、渡り鳥やウミガメなどへの影響も指摘されています<br />
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私の住んでいる地域は、ホタルの生息地として知られていますが、昨年ホタル生息地周辺の防犯灯がLED照明に変えられ、その後ホタルの光が確認でき無い時期がありました。所属しているNPO法人を通して自治会に相談したところ、ホタルの発生する時期だけ防犯灯にカバーを付けさせて頂くことになり、ホタルの発光を確認することができるようになりました。
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiaq-01IkRp2wxvEUyhsHb7YAD-4sQprRMYF5dIajkIXixV6Hlqaf9bJ8XWsJ9Yyt_eazlq1EliSo4C-nNAp4S-M5J8E0Oh50X2Xmncj_EuUjRckKAXw3Gw4DhffLXtPoTrrIp05X4QXnxH/s1600/SG009_L.jpg" imageanchor="1" style="clear: right; float: right; margin-bottom: 1em; margin-left: 1em;"><img alt="光のイメージ" border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiaq-01IkRp2wxvEUyhsHb7YAD-4sQprRMYF5dIajkIXixV6Hlqaf9bJ8XWsJ9Yyt_eazlq1EliSo4C-nNAp4S-M5J8E0Oh50X2Xmncj_EuUjRckKAXw3Gw4DhffLXtPoTrrIp05X4QXnxH/s1600/SG009_L.jpg" height="150" title="光のイメージ" width="200" /></a>このような夜の明るさや強い光が人間の睡眠に影響を及ぼすことが知られています。寝る前に強い光を見ることによって睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌がストップし、結果として睡眠が浅くなるなどして十分な睡眠を確保することができないことが問題となっています。人間を中心とした生態系は昼と夜が交互に繰り返されるというあたりまえの周期によって成り立っています。
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現在、日本各地で<b>夜の暗さを大切にする</b>という活動が行われています。私の住む浜松市でも夜の明るさを大切にするために<b>「音・光・香り条例」</b>が制定され、夜の明るさを大切にするために不必要な強い照明を制限することが定められています。
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もちろん、道路照明や防犯灯は必要な照明ですが、LEDという高性能の照明が今後生態系や照明灯が設置されている周辺に住んでいる住民に対して<b>どのような影響を及ぼすのかはまだまだ未知の部分があります。
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夜を明るく照らす防犯灯は私たちの暮らしに安心を与えてくれていますが、本当の安心は暗い夜空の中にあるのかもしれません。
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<a href="http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/kankyoho/env/otokaori/zenbun.html" target="_blank">浜松市 音・かおり・光環境創造条例</a><br />
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