クチナシ

みなさんはクチナシという名を一度は聞いたことがあるのではないかと思いますが、その花を実際には見たことが無いという人も多いのではないかと思います。

実際私も渡哲也の歌で名前は知っていたのですが、その花を見たのはそれから数十年たってからでした。歌のイメージから幸薄い花というイメージがありますが、クチナシの花言葉は「とても幸せです」「喜びを運ぶ」などで幸せの象徴のような花です。



お菓子やパンなどの食品の成分表を見ていると、時々クチナシと書かれていることに気が付きます。クチナシの果実は古くから黄色く染めるための着色料や染料として用いられてきました。

更にクチナシは「サンシシ」と呼ばれる生薬で、乾燥した果実を薬用に用います。薬効は胆汁の分泌促進、解熱、消炎、利尿、止血などで優れた効能を持つ薬草です。

クチナシの花には強い芳香があります。クチナシの学名はジャスミンのようなという意味があり、歌にある「花の香りが旅路のはてまでついてくる」は、ジャスミンのような香りがついてくるということになります。

歌の感じからもう少し日本的な香りを想像していたのですが、現実は少し違うようです。

渡哲也の歌う「今では指輪をまわるほど」は、もしかしたらダイエットに成功して指輪が回るほど痩せたということなのかもしれません。そして旅路のはてまでジャスミンティのような香りがついてくるということで、渡哲也の歌うおまえのような花はとても幸せものということだったのかもと勝手な想像をしてしまいます。最も若い方にはなにを言っているのか分からないと思います。おやじの悲しい戯言です。

自然の伝道師

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