時代に逆行する農薬の規制緩和

今日私にとって信じられないニュースが飛び込んできました。

それはネオニコチノイド系農薬の規制緩和です。

ネオニコチノイド系農薬のクロチアニジン、アセタミプリドに関する食品残留基準を緩和し、クロチアニジンの場合、ほうれんそうで従来の13倍に引き上げられる方向です。  

しかし、この農薬はかなりいわくつきの農薬で、近年各地でミツバチがいなくなったというニュースを耳にすることがありますが、その原因がこの農薬の影響ではないかということで、ヨーロッパではこの農薬を規制する動きが高まっています。  

更に、この農薬が近年では子供の脳に影響し、発達障害の原因となっているのではないかと言われています。  

先日、私のブログで日本の農薬使用量は世界トップ水準であるということを記載しましたが、先進国1位の日本と2位の韓国で発達障害の子供の割合が高く、この農薬との関係が疑われているところです。  

通常農薬の基準は、安全側に立って規制するものであり、現在の日本の規制値についてもかなり安全側にたった数値が設定されていますが、様々に影響が指摘され、世界的には使用規制の動きが高まっているこの農薬の基準を緩和する動きは到底納得できるものではありません。  

そして、この農薬の影響を最も受けるとされる子供たちを守るためにも、この農薬の規制緩和には断固反対します。  

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